特許
J-GLOBAL ID:200903022169881170

熱間プレス成形品およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-307348
公開番号(公開出願番号):特開2005-074464
出願日: 2003年08月29日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】金型に損傷を与えずに、耐食性、塗装密着性、塗装後耐食性、および溶接性優れた熱間プレス成形品を安定して製造する方法と、そのような特性を持つ熱間プレス成形品を提供する。 【解決手段】(1) Al合有量が0.35%以下の溶融亜鉛めっき鋼材もしくは合金化溶融亜鉛めっき鋼材、または(2) 電気亜鉛めっき鋼材もしくはめっき中のFe含有量が20%以下のZn-Fe合金電気めっき鋼材 (いずれも、めっき付着量が40〜80 g/m2 のもの) を熱間プレスして、表層近傍に鉄亜鉛固溶相を有するが、鉄亜鉛金属間化合物相を有しておらず、該鉄亜鉛固溶相の上部に平均厚み5μm以下の酸化亜鉛層を有し、鉄亜鉛固溶相と酸化亜鉛層に含有されるAl酸化物の合計量がAlとして5 mg/m2 以下である成形品を得る。熱間プレス時の加熱は、酸化性雰囲気中で室温から 850〜950 °Cの温度範囲まで15°C/秒以下で昇温した後、30秒間以上保持し、かつ昇温時間と保持時間との合計が3分以上となるようにする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
表層近傍に鉄亜鉛固溶相を有するが、鉄亜鉛金属間化合物相を有しておらず、該鉄亜鉛固溶相の上部に酸化亜鉛層を有する熱間プレス成形品であって、 前記酸化亜鉛層の平均厚みが5μm以下であり、かつ 前記鉄亜鉛固溶相および酸化亜鉛層に含有されるAlの合計量が0.5 g/m2以下である、熱間プレス成形品。
IPC (1件):
B21D22/20
FI (2件):
B21D22/20 G ,  B21D22/20 H
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (1件)

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