特許
J-GLOBAL ID:200903022195699673

木製重ね梁およびそれを使用した木橋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-258823
公開番号(公開出願番号):特開2007-070880
出願日: 2005年09月07日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】 接着層に気泡が残りにくく接着剤溜まりの発生も少なく、接着効果の薄い接着面を可及的に少なくした木製重ね梁を提供する。また、その重ね梁を使用して曲げ耐力や剪断耐力の向上を図りつつ軽量化を実現した橋桁を可能にする。【解決手段】 芯持ち角材5の各重ね合わせ面5aに、一定断面形を保って長手方向へ延び角材相互が係合する複数の凹凸条7を形成する。その凹凸条7は個々に頂部、谷部、頂部と谷部をつなぎ平面的に見て頂部や谷部と重なることのない斜部からなる。各重ね合わせ面5aは、凹凸条7の表面に塗布された接着剤6により接合され、重ね合わせ面5aにはジベル等の金属部品を介装させずして上下の角材5の長手方向のずれを阻止することができるように、接着剤塗布面積を少なくとも1.2倍は増大されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
長尺な木質材を水平に置いた姿勢で重ね、重ね面に接着剤を塗布して一体化させた木製重ね梁において、 芯持ち角材の各重ね合わせ面には、一定断面形を保って長手方向へ延び角材相互が係合する複数の凹凸条が形成され、 該凹凸条は個々に頂部、谷部、頂部と谷部をつなぎ平面的に見て頂部や谷部と重なることのない斜部からなり、 各重ね合わせ面は凹凸条の表面に塗布された接着剤により接合され、重ね合わせ面にはジベル等の金属部品を介装させずして上下の角材の長手方向のずれを阻止することができるように、前記凹凸条の成形に基づき接着剤塗布面積を少なくとも1.2倍は増大させたことを特徴とする木製重ね梁。
IPC (2件):
E04C 3/14 ,  E01D 1/00
FI (2件):
E04C3/14 ,  E01D1/00 B
Fターム (7件):
2D059AA05 ,  2D059AA14 ,  2D059GG01 ,  2D059GG55 ,  2E163FA02 ,  2E163FC05 ,  2E163FG02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 鋼補剛木桁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-139057   出願人:渡辺昇, 株式会社シビル設計コンサルタント
  • 木橋構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-156659   出願人:ピーシー橋梁株式会社

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