特許
J-GLOBAL ID:200903022228824347

マイクロホン装置、再生音声信号の処理装置及び音声信号の風音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-364763
公開番号(公開出願番号):特開2001-186585
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 風音信号以外の左及び右音声信号の非相関成分量が増加しても、左及び右音声信号から、風音信号だけを確実に低減する。【解決手段】 左及び右音声信号を減算手段5によって減算し、その出力から抽出手段7によって風音信号の帯域成分を抽出し、その出力を可変利得手段8を通じて、演算手段10、9に供給して、左及び右音声信号に減算及び加算し、その各出力を加算手段11によって加算し、その出力から抽出手段13によって風音信号の帯域成分を抽出し、その出力を可変利得手段14を通じて、演算手段16、15に供給して、演算手段10、9の出力から減算し、減算手段5の出力から抽出手段17によって風音信号の低域成分を抽出し、その出力を検波手段30に供給して、風音信号の調整可能なレベル検波信号を得て、第1及び第2の可変利得手段8、14の利得を可変する。
請求項(抜粋):
複数のマイクロホンユニットと、該複数のマイクロホンユニットよりの複数の音声信号に基づく左及び右チャンネル音声信号のうちの一方の音声信号から他方の音声信号を減算して、差分音声信号を得る減算手段と、該減算手段よりの差分音声信号が供給されて、風音信号の帯域成分を抽出する第1の抽出手段と、該第1の抽出手段よりの抽出信号が供給される第1の可変利得手段と、上記一方の音声信号から、上記可変利得手段の出力信号を減算する第1の演算手段と、上記他方の音声信号及び上記可変利得手段の出力信号を加算する第2の演算手段と、上記第1及び第2の演算手段の出力信号を加算する加算手段と、該加算手段の出力信号が供給されて、上記風音信号の帯域成分を抽出する第2の抽出手段と、該第2の抽出手段よりの抽出信号が供給される第2の可変利得手段と、上記第1及び第2の演算手段からの出力信号から、上記第2の可変利得手段の出力信号を減算する第3及び第4の演算手段と、上記減算手段よりの差分音声信号が供給されて、上記風音信号の低域成分を抽出する第3の抽出手段と、該第3の抽出手段よりの抽出信号が供給されて、上記風音信号の調整可能なレベル検波信号を発生する検波手段とを有し、該検波手段よりのレベル検波信号によって、上記第1及び第2の可変利得手段の利得を可変することを特徴とするマイクロホン装置。
Fターム (2件):
5D020BB07 ,  5D020BB08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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