特許
J-GLOBAL ID:200903022314523066

熱物性推定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡部 温 ,  宇都宮 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-376130
公開番号(公開出願番号):特開2004-205395
出願日: 2002年12月26日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】測定対象物の関心領域における、熱伝導率推定装置等を提供する。【解決手段】この熱伝導率推定装置は、測定対象物の関心領域内における複数位置での温度検出手段1、2と、温度検出手段との距離を調整する距離調整手段14と、温度検出手段との相対位置を変化させる走査手段3と、試料設置台15と、温度データをその測定箇所の位置データと対応付けて記録するデータ記録手段7と、前記関心領域内の各点において熱伝導現象又は対流現象のいずれか扱うかを決定する手段と、データ記録手段に記録されている温度データ及び位置データと参照領域において得られる参照熱伝導率の値及び位置データとに基づいて関心領域内における熱伝導率分布を推定するデータ処理手段8と、制御手段6とを具備する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
測定対象物の3次元、2次元、又は、1次元の関心領域内における複数の位置の温度を測定するステップ(a)と、 ステップ(a)において測定された温度データをその測定箇所の位置データと対応付けて記録するステップ(b)と、 ステップ(a)において設定された前記関心領域内の各局所領域又は各点において熱伝導現象又は対流現象のいずれかの少なくとも1つを扱うや否やを決定するステップ(c)と、 記録されている温度データ及び位置データと前記関心領域内に設定された3次元、2次元、又は、1次元の参照領域において得られる参照熱伝導率や参照熱伝達率の値及び位置データとを用いて、所定の1階の空間偏微分方程式中に表される熱伝導率分布、熱伝達率分布、温度勾配ベクトル分布、又は、温度分布に関して、変分原理に基づく有限要素近似又は離散近似を適用した所定の数値解法を実行することにより、測定対象物の前記関心領域内における熱伝導率分布や熱伝達率分布を求めるステップ(d)と、 を具備する熱物性推定方法。
IPC (1件):
G01N25/18
FI (1件):
G01N25/18 L
Fターム (6件):
2G040AA01 ,  2G040AB05 ,  2G040AB08 ,  2G040CA01 ,  2G040CA02 ,  2G040DA06
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る