特許
J-GLOBAL ID:200903022326387460

機械生産方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-024920
公開番号(公開出願番号):特開平8-215957
出願日: 1995年02月14日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 所定の性能が得られない不良の組立品の発生を抑え、不良の組立品が発生しても所定の性能が得られる組立品に容易に再生できるような機械生産方法を得る。【構成】 生産の開始前に所定個数の組立品を試験的に組み立てて、機械加工部品の精度と組立品の性能との相関関係を求め、本格的な生産用の組立要項及び不良対策要項2を相関関係に基づいて設定する。本格的な生産を開始してからも機械加工部品の精度と組立品の性能との相関関係を継続して求めて、この相関関係が所定量蓄積されると、蓄積された相関関係と組立要項及び不良対策要項2とを対比させて、組立要項及び不良対策要項2を再検討する。
請求項(抜粋):
一つの組立品(K)を構成する複数種類の機械加工部品(W1),(W2),(W3),(W4)の予備の精度検査を行う第1予備工程(Y1)と、前記組立品(K)における複数種類の予備の性能検査を所定個数の前記組立品(K)に対して行う第2予備工程(Y2)と、前記第1及び第2予備工程(Y1),(Y2)の結果に基づいて、一つの種類の前記機械加工部品(W1),(W2),(W3),(W4)の精度と前記組立品(K)の性能(A1),(A2),(A3),(A4)との予備の相関関係を求める第3予備工程(Y3)と、前記第1予備工程(Y1)の結果に基づいて、同じ種類における複数の前記機械加工部品(W1),(W2),(W3),(W4)を予備の各精度範囲(C1),(C2),(C3)に分ける第4予備工程(Y4)と、前記第3及び第4予備工程(Y3),(Y4)の結果に基づいて、前記組立品(K)の所定の性能を得るためには、各精度範囲(C1),(C2),(C3)に分けられた前記機械加工部品(W1),(W2),(W3),(W4)のうちどの精度範囲(C1),(C2),(C3)の機械加工部品(W1),(W2),(W3),(W4)を、一つの前記組立品(K)を構成する機械加工部品(W1),(W2),(W3),(W4)として選択し、前記組立品(K)を組み立てるのかと言う組立要項(1)を設定する第5予備工程(Y5)と、前記第5予備工程(Y5)による組立要項(1)に基づいて組み立てられた組立品(K)の性能検査の結果によって所定の性能が得られない場合に、どのような処置を施すべきかを設定した不良対策要項(2)を、前記第3及び第4予備工程(Y3),(Y4)の結果に基づいて設定する第6予備工程(Y6)とを備えると共に、前記第1〜第6予備工程(Y1),(Y2),(Y3),(Y4),(Y5),(Y6)の終了後において、組み立てるべき機械加工部品(W1),(W2),(W3),(W4)の精度検査を行う第1生産工程(S1)と、前記第1生産工程(S1)の結果に基づいて前記機械加工部品(W1),(W2),(W3),(W4)を各精度範囲(C1),(C2),(C3)に分別する第2生産工程(S2)と、前記第5予備工程(Y5)による組立要項(1)に基づいて前記組立品(K)の生産を行う第3生産工程(S3)と、前記第3生産工程(S3)によって組み立てられた組立品(K)の複数種類の性能検査を行う第4生産工程(S4)とを備え、前記第1及び第4生産工程(S1),(S4)の結果を、一つの種類の前記機械加工部品(W1),(W2),(W3),(W4)の精度と前記組立品(K)の性能(A1),(A2),(A3),(A4)との相関関係として蓄積していく第5生産工程(S5)と、前記第4生産工程(S4)の結果により前記組立品(K)に所定の性能が得られない場合、前記第6予備工程(Y6)による前記不良対策要項(2)に基づいて、所定の性能が得られない前記組立品(K)に対して処置を施す第6生産工程(S6)と、前記第5生産工程(S5)により前記相関関係が所定量蓄積されると、前記第5及び第6予備工程(Y5),(Y6)による前記組立要項(1)及び不良対策要項(2)と前記相関関係とを対比させて、前記組立要項(1)及び不良対策要項(2)において前記相関関係に合致しない部分を、前記相関関係に合致するように変更する第7生産工程(S7)とを備えた機械生産方法。
IPC (3件):
B23P 21/00 307 ,  B23Q 41/08 ,  G05B 15/02
FI (3件):
B23P 21/00 307 Z ,  B23Q 41/08 B ,  G05B 15/02 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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