特許
J-GLOBAL ID:200903022426403772
流量計
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-312540
公開番号(公開出願番号):特開平10-122918
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 流量計設置後に流量計内を流れる液体の種類が変わっても、液体の粘度を入力するだけで器差補正の必要のない流量計を提供しようとするものである。【解決手段】器差検定に使用する少なくとも2種類の液体の粘度とこれに対応した器差とを参照粘度、参照誤差としてあらかじめ記憶しておき、流量計測前に流量計に流れる実際の液体の粘度を入力してこの粘度を挟む値を持つ参照粘度と参照器差とから実際の液体の粘度に対する器差を直線補間により算出し、この器差により液体の流量を算出するように構成しているため、流量計設置後、流量計内を流れる液体の粘度が変わっても、その液体の粘度を入力するだけで、液体の粘度に応じた器差を算出してこの器差により液体の流量を計測することができ、液体の粘度が変わっても誤差の少ない流量計測ができるばかりか、液体の種類が変わる毎にその流量計の器差の再検定を行う必要がなくなる等の利点がある。
請求項(抜粋):
液体の流入口と流出口とを備えた計量室を有し、この計量室内でその内壁とわずかな間隙を隔てて回転するロータを備え、このロータの回転にともない出力される流量パルス数から液体の流量を計測する流量計において、流量計測前に液体の粘度を入力するデータ入力部と、少なくとも2種類の液体の粘度とこれに応じてあらかじめ算出された器差とを参照粘度、参照器差として記憶する器差記憶部と、データ入力部に入力された粘度とこれを挟む2個の参照粘度とこれら参照粘度に対する参照器差とからデータ入力部に入力された粘度に対応する器差を直線補間により算出してこの器差と流量パルス数とロータにより決まる単位パルスあたりの流量とから液体の流量を算出する制御部とを備えたことを特徴とする流量計。
IPC (3件):
G01F 1/08
, G01F 1/00
, G01F 1/12
FI (3件):
G01F 1/08
, G01F 1/00 W
, G01F 1/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
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流量計
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-084470
出願人:愛知時計電機株式会社
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精密位置決め装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-033087
出願人:松下電器産業株式会社
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