特許
J-GLOBAL ID:200903022444820631

無線LAN基地局の制御方法およびその基地局

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 秋田 収喜 ,  近野 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-257655
公開番号(公開出願番号):特開2007-074210
出願日: 2005年09月06日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】受付制御方法およびトラヒック制御を行うことができる無線LAN基地局を提供する。【解決手段】無線LAN基地局(装置)は、受付処理を行う受付処理部(41)、トラヒックの制御を行うトラヒック制御部(42)、帯域の管理を行う帯域管理部(40)を備える。受付処理部(41)は、通信要求の妥当性を判断する第一の判断機能(48)、当該無線端末の無線通信に必要な帯域または時間を算出する第一の算出手段と、既に他の無線端末からの通信要求の受付を承認した複数の無線端末が占有する帯域または時間の合計から余剰帯域または余剰時間を算出する第二の算出手段から算出された値を比較して、無線端末からの通信要求に対する受付可否を判断する第二の判断機能(49)を備える。トラヒック制御部(42)は、トラヒックを監視するトラヒック監視部(52)、トラヒック制御を実行するトラヒック制御実行部(53)を備える。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
無線送受信データの通信品質を制御するための通信品質制御機能を備える1つの無線LAN基地局と複数の無線端末とが通信を行う無線通信システムにおける無線LAN基地局の制御方法であって、 前記無線LAN基地局は、 前記無線端末からの通信を開始するために受信される通信要求の妥当性を判断する第一の判断手段と、 前記無線端末の前記通信要求から、当該無線端末の無線通信に必要な帯域または時間を算出する第一の算出手段と、既に他の無線端末からの通信要求の受付を承認した複数の無線端末が占有する帯域または時間の合計から余剰帯域または余剰時間を算出する第二の算出手段とを有し、前記第一および前記第二の算出手段から算出された値を比較して、前記無線端末からの通信要求に対する受付可否を判断する第二の判断手段と、 通信要求に対する受付許可した当該無線端末に対して、該受付を許可した際に各無線端末から要求される帯域または要求される時間に対して、該許可を与えたトラヒック量を保持する許可トラヒック量保持手段と、 当該受付許可後の一定期間にわたって各無線端末が通信に利用するトラヒック量を観測するトラヒック監視手段と、 前記トラヒック監視手段により観測された各無線端末が利用するトラヒック量が、前記許可トラヒック量保持手段に保持される通信の許可が与えられた各無線端末のトラヒック量に対して、一定期間にわたり超過する場合に、超過したパケットを廃棄する第一のトラヒック制御手段と、 前記トラヒック監視手段により観測された各無線端末が利用するトラヒック量が、前記許可トラヒック量保持手段に保持される通信の許可が与えられた各無線端末のトラヒック量に対して、一定期間にわたり超過した場合に、通信終了信号を送信する第二のトラヒック制御手段と、 前記トラヒック監視手段により観測された各無線端末が利用するトラヒック量が、前記許可トラヒック量保持手段に保持される通信の許可が与えられた各無線端末のトラヒック量に対して、一定期間にわたり超過した場合に、接続解除信号を送信する第三のトラヒック制御手段と、 を備え、 前記第一の判断手段および前記第二の判断手段を利用する場合は、前記第一の判断手段および前記第二の判断手段による判断結果により、受付許可条件に合致する場合には、当該無線端末からの通信要求に対する受付を許可する旨を前記無線端末へ返答する手順と、前記第一の判断手段において当該受付許可条件に合致しない場合または前記第二の判断手段において当該受付許可条件に合致しない場合に、当該無線端末からの通信要求に対する受付を拒否する旨を前記無線端末へ返答する手順と、を有し、 前記第一の判断手段のみを利用する場合は、前記第一の判断手段の判断結果により、当該受付許可条件に合致する場合には、当該無線端末からの通信受付に対する通信を許可する旨を前記無線端末へ返答する手順と、前記第一の判断手段の判断結果により、当該受付許可条件に合致しない場合に、当該無線端末からの通信要求に対する受付を拒否する旨を前記無線端末へ返答する手順と、を有し、 前記第二の判断手段のみを利用する場合は、前記第二の判断手段の判断結果により、当該受付許可条件に合致する場合には、当該無線端末からの通信要求に対する受付を許可する旨を前記無線端末へ返答する手順と、前記第二の判断手段の判断結果により、当該受付許可条件に合致しない場合に、当該無線端末からの通信要求に対する受付を拒否する旨を前記無線端末へ返答する手順と、を有し、 前記第一、前記第二、および前記第三のトラヒック制御手段を利用する場合には、前記第一、前記第二、および前記第三のトラヒック制御手段を該順番に実行し、 前記第一、前記第二、前記第三のトラヒック制御手段のうち利用しない手段がある場合には、該利用しないトラヒック制御手段を抜かして該順番に実行する ことを特徴とする無線LAN基地局の制御方法。
IPC (1件):
H04L 12/28
FI (1件):
H04L12/28 300B
Fターム (9件):
5K033AA01 ,  5K033AA02 ,  5K033CB06 ,  5K033CB17 ,  5K033DA02 ,  5K033DA19 ,  5K033DB17 ,  5K033DB18 ,  5K033EA07
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)

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