特許
J-GLOBAL ID:200903022465846037

真空遮断器及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-002401
公開番号(公開出願番号):特開平9-190744
出願日: 1996年01月10日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 電極を流れる電流によってアークを駆動するするよう構成され、電極に固着された補強部材によって電極を補強する真空遮断器においては、補強部材の外周部の電界緩和用の弧部の曲率半径を大きくして、耐電圧特性を改善しようとすると、補強部材の板厚を厚くしなければならなかったので、電極を流れるべき電流が補強部材の方に流れるようになり、電流の磁界の作用によるアークの駆動が十分に行えなくなる。【解決手段】 電極の背面に固着された補強部材の外周部に、その内側の薄肉部より厚みが厚い肉厚部を設け、肉厚部に電界緩和用の弧部を形成することによって、電界緩和用の弧部の曲率半径を大きくしても、電流が補強部材の方に流れないようにした。また、ろう付で補強部材を電極の背面に固着することによって、補強部材の機械的強度を低下させずに電極に固着可能とした。
請求項(抜粋):
一対の電極が電極棒によって真空容器内に接離可能に支持され、上記電極を流れる電流による磁界が上記電極間に発生するアークを駆動するように円周方向に伸びた腕を持つ電極が形成され、上記電極背面に板状の補強部材が固着された真空遮断器において、上記補強部材は外周部にその内側の薄肉部より厚みが厚い肉厚部を有し、上記肉厚部に電界を緩和する第1の弧部が形成されたものであることを特徴とする真空遮断器。
IPC (2件):
H01H 33/66 ,  H01H 11/06
FI (2件):
H01H 33/66 D ,  H01H 11/06 F
引用特許:
審査官引用 (6件)
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