特許
J-GLOBAL ID:200903022549953823

多色発光有機エレクトロルミネッセンス素子およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-222701
公開番号(公開出願番号):特開2000-150156
出願日: 1999年08月05日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】【課題】 色変換フィルターに用いられている蛍光色素の機能を損なうことなく配設でき、色変換フィルターの段差を平滑化でき、後工程から蛍光色素を保護する機能を有し、その上面へ直接有機EL素子層を配設することを可能とする保護層を有する多色発光EL素子およびその製造方法を提供する。【解決手段】 透明な支持基板上に平面的に分離して異なる複数の蛍光体層を配置した層上に、電荷を注入することにより発光する有機発光層を配設する有機エレクトロルミネッセンス素子を備え、前記蛍光体層の夫々が前記有機発光層からの発光を吸収して発光し得るように前記蛍光体層と前記有機エレクトロルミネッセンス素子とが配設されている多色発光有機エレクトロルミネッセンス素子において、前記蛍光体層と前記有機発光層との間に該蛍光体層の保護層が配設され、前記保護層が、前記蛍光体層に用いられる蛍光色素の消光が起こらない温度で膜形成でき、形成した膜のガラス転移温度が100°C以上で、かつ表面硬度が鉛筆硬度で2H以上の硬度を有する、樹脂コーティング剤よりなる。
請求項(抜粋):
透明な支持基板上に平面的に分離して異なる複数の蛍光体層を配置した層上に、電荷を注入することにより発光する有機発光層を配設する有機エレクトロルミネッセンス素子を備え、前記蛍光体層の夫々が前記有機発光層からの発光を吸収して発光し得るように前記蛍光体層と前記有機エレクトロルミネッセンス素子とが配設されている多色発光有機エレクトロルミネッセンス素子において、前記蛍光体層と前記有機発光層との間に該蛍光体層の保護層が配設され、前記保護層が、前記蛍光体層に用いられる蛍光色素の消光が起こらない温度で膜形成でき、形成した膜のガラス転移温度が100°C以上で、かつ表面硬度が鉛筆硬度で2H以上の硬度を有する、樹脂コーティング剤よりなることを特徴とする多色発光有機エレクトロルミネッセンス素子。
IPC (4件):
H05B 33/12 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14 ,  H05B 33/22
FI (4件):
H05B 33/12 E ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14 A ,  H05B 33/22 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
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