特許
J-GLOBAL ID:200903022661547315

車両の車輪用タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-368985
公開番号(公開出願番号):特開平11-254906
出願日: 1998年12月25日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ストリップ状要素の長さのコードを配置しカーカスプライを形成することにより、顕著な利点を有するタイヤを提供する。【解決手段】ストリップ状要素13、33は、互いに並んだ関係にて周方向に配置されたそれぞれのクラウン部分25と、タイヤのサイドウォールにて半径方向に伸長するサイド部分24とを有している。カーカスプライ3、31の各々のサイド部分は、各々、隣接する配置長さに属するサイド部分覆われている。それぞれ第1のカーカスプライ3及び第2のカーカスプライ31に固着され且つエラストマー充填本体29により軸方向に分離された環状体の形態をした1対の延伸不能なインサート27、28を備える環状構造体4がカーカスプライ3と関係付けられている。ベルト構造体5、トレッドバンド8及びサイドウォール9は、カーカス構造体2と組み合わされて、タイヤ1を画成する。
請求項(抜粋):
車両の車輪用タイヤであって、タイヤ(1)の横断面内のプロファイルの周りで各々が略U字形の形態にて伸長する糸状要素(14)から成る少なくとも1つのカーカスプライ(3、31)と、各々が該カーカスプライ(3、31)のそれぞれの周方向内端縁近くに係合した、1対の周方向に延伸不能な環状構造体(4)とを有するカーカス構造体(2)と、その周方向外方位置にて該カーカス構造体(2)に取り付けられたベルト構造体(5)と、その周方向外方位置にて該カーカス構造体(2)に取り付けられたトレッドバンド(8)と、側方両側位置にてカーカス構造体(2)に取り付けられた少なくとも1対のサイドウォール(9)とを備える車両の車輪用タイヤにおいて、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3、31)が、少なくとも1つの未加硫のエラストマー材料層(17)にて少なくとも部分的に被覆された、長手方向にかつ互いに平行に配置された少なくとも2つの前記糸状要素(14、32)から成る複数のストリップ状長さ(13、33)を備え、前記各ストリップ状長さ(13、33)が、タイヤ(1)の横断面内のプロファイルの周りで略U字形の形態に伸長して、軸方向に向けて互いに隔たった位置にてタイヤ(1)の幾何学的回転軸線に対し直交する面内にて略伸長する2つのサイド部分(25、35)と、該サイド部分(25、35)の間の半径方向外方位置にて伸長するクラウン部分(24、34)とを画成し、前記クラウン部分(24、34)が、タイヤ(1)の周方向伸長部に沿って並んだ関係に配置される一方、各ストリップ状長さ(13、33)のサイド部分(25、35)が、それぞれ少なくとも1つの隣接するストリップ状長さのサイド部分(25、35)により部分的に覆われていることを特徴とするタイヤ。
IPC (7件):
B60C 9/04 ,  B60C 5/14 ,  B60C 9/00 ,  B60C 9/02 ,  B60C 9/20 ,  B60C 15/06 ,  B29D 30/16
FI (7件):
B60C 9/04 A ,  B60C 5/14 Z ,  B60C 9/00 A ,  B60C 9/02 D ,  B60C 9/20 D ,  B60C 15/06 B ,  B29D 30/16
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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