特許
J-GLOBAL ID：200903022823171829

セレンを含有する重金属排水の一括処理法及び装置

発明者：
秦 良介

秦 良介 について


出願人/特許権者：
株式会社荏原製作所

株式会社荏原製作所 について


代理人 (1件)： 小栗 昌平 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-134152
公開番号（公開出願番号）：特開2002-326090
出願日： 2001年05月01日
公開日（公表日）： 2002年11月12日
要約：
【要約】【課題】 既存のフェライト法による重金属排水処理設備に対し、極めて簡便な改良を行うだけで、これまで除去が困難とされてきたセレンをも除去可能とするセレン含有重金属排水の処理方法及び装置を提供する。【解決手段】 セレン含有重金属排水にアルカリを添加し、除去可能な重金属を水酸化物として沈殿させ、その1次処理水に不活性ガスを吹き込み溶存酸素を除去し、第1鉄塩を添加して該処理水中の溶存セレンを元素状セレン沈殿物に還元し、その処理液に空気を吹き込み液中に残留する重金属をフェライト法で除去するセレン含有重金属排水の処理方法であって、同じ反応槽で不活性ガスの吹込みを空気吹込みに切り替えて、セレンの還元反応、重金属のフェライト化の2種類の反応を実施するセレン含有重金属排水の一括処理法と装置。
請求項（抜粋）：
セレンを含有する重金属排水にアルカリを添加して、除去可能な重金属を水酸化物として沈殿させる第1工程と、第1工程の1次処理水に不活性ガスを吹き込むことにより、溶存酸素を除去し、第1鉄塩を添加しアルカリ領域で該処理水中の溶存セレンを元素状セレン沈殿物に還元する第2工程と、第2工程の処理液に空気を吹き込むことにより液中に残留する重金属をフェライト法で除去する第3工程とを有するセレンを含有する重金属排水の処理方法であって、同じ反応槽で不活性ガスの吹き込み操作を空気吹き込みに切り替えることによって、セレンの還元反応、重金属のフェライト化の2種類の反応を実施することを特徴とするセレンを含有する重金属排水の一括処理法。
IPC (3件)：
C02F 1/58 ZAB ,  C02F 1/20 ,  C02F 1/70
FI (3件)：
C02F 1/58 ZAB H ,  C02F 1/20 A ,  C02F 1/70 Z
Fターム (19件)：
4D037AA11 ,  4D037AB10 ,  4D037BA23 ,  4D037CA09 ,  4D038AA08 ,  4D038AB70 ,  4D038AB83 ,  4D038BA04 ,  4D038BB01 ,  4D038BB03 ,  4D038BB13 ,  4D038BB15 ,  4D050AA12 ,  4D050AA13 ,  4D050AB59 ,  4D050BA02 ,  4D050BD06 ,  4D050CA03 ,  4D050CA20
引用特許：
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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