特許
J-GLOBAL ID:200903022859133451
電磁界から保護する絶縁板
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江崎 光史 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-518162
公開番号(公開出願番号):特表2001-521084
出願日: 1998年10月07日
公開日(公表日): 2001年11月06日
要約:
【要約】電磁界に起因する環境への有害な影響から保護するための鉱さい綿から成る絶縁板1が、その表面に電気伝導層2を有する。この電気伝導層2は、好ましくは穿孔されたアルミニウムフィルムから形成される。接合して壁の内壁を形成するため、この電気伝導層2は、その縁部で隣の絶縁板と重なり合あうか、又は電気伝導性のアルミニウム製粘着テープで互いに電気接続され、その遮蔽面の全体が接地される。
請求項(抜粋):
【請求項01】 電磁界による有害な環境影響から保護する一体的な遮蔽物を伴う、特に壁の内壁面用の断熱板において、絶縁板(1)に形成される必須部材が、鉱さい綿製であり、かつ、電気伝導性を呈する編んで作られた金属製のワイヤークロス,ミシン目を入れられた若しくは穿孔された金属フィルム,金属製の補強部材又はフリースから成る開構造の少なくとも1枚の電気伝導層(2)が、この絶縁板(1)上に設けられていることを特徴とする断熱板。 【請求項02】 電気伝導層(2)は、常磁性物質,反磁性物質又は強磁性物質から成ることを特徴とする請求項1に記載の絶縁板。 【請求項03】 複数の絶縁板(1)が電気伝導性の接触面(3,7)を介して互いに一体的に接続されて、これらの絶縁板(1)から閉ざされた遮蔽シェルを形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の絶縁板。 【請求項04】 電気伝導性の接触面は、絶縁板(1) 上に設けられた側面方向にはみ出たストリップ状の縁部(3)として形成されていることを特徴とする請求項3に記載の絶縁板。 【請求項05】 アルミニウム製の粘着テープ(7)が、隣の絶縁板(1)を電気接続させる電気伝導性の接触面であることを特徴とする請求項3に記載の絶縁板。 【請求項06】 フリースの電気伝導性が一体的な金属繊維によって得られることを特徴とする請求項1に記載の絶縁板。 【請求項07】 フリースの電気伝導性が、例えば、カーボンのような物質によって得られることを特徴とする請求項1に記載の絶縁板。 【請求項08】 金属フィルムは、アルミニウムフィルム製であることを特徴とする請求項1に記載の絶縁板。 【請求項09】 フリースを構成する編んで作られた金属製のワイヤークロス又は金属繊維は、1mm の隙間サイズと 0.1〜 1mmのワイヤ/繊維の直径をなすことを特徴とする請求項1又は請求項6に記載の絶縁板。 【請求項10】 電気伝導層(2) は、接地手段を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の絶縁板。
IPC (3件):
E04B 1/76
, E04B 1/92
, H05K 9/00
FI (3件):
E04B 1/76 T
, E04B 1/92
, H05K 9/00 T
Fターム (23件):
2E001DD01
, 2E001DH01
, 2E001FA03
, 2E001FA16
, 2E001GA18
, 2E001GA23
, 2E001GA32
, 2E001GA76
, 2E001GA77
, 2E001HA33
, 2E001HB01
, 2E001HB04
, 2E001HF11
, 2E001JA29
, 2E001JB07
, 2E001LA16
, 5E321AA44
, 5E321BB21
, 5E321BB41
, 5E321CC16
, 5E321GG05
, 5E321GG11
, 5E321GH10
引用特許:
審査官引用 (7件)
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電磁波シールド材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-025023
出願人:日本板硝子株式会社
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特開昭63-128799
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特開平1-202899
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特開平4-297098
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シールド用シート材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-098190
出願人:株式会社大林組, 大阪瓦斯株式会社
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建物の電磁波遮蔽構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-220620
出願人:大成建設株式会社, 株式会社松田平田
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電磁波シールドルームの施工方法およびその構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-216291
出願人:株式会社大林組, 丸紅繊維資材株式会社
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