特許
J-GLOBAL ID:200903022862696696

絞り成型およびしごき加工性の耳発生が小さく、かつ縮径加工時のしわ発生が小さい容器用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-208261
公開番号(公開出願番号):特開平9-053125
出願日: 1995年08月15日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、耳発生による、缶成型時の鋼板歩留り、生産性の低下、缶胴の開口部を縮径する際のしわ発生、近年要望が強い原板厚みを薄手化した材料を製造する際の生産性阻害要因となる熱延板板厚の低下を回避した、耳およびしわ発生の小さな鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 重量%でC:0.0003〜0.0040%、Si:0.10%以下、Al:0.08%以下、Mn:0.01〜0.50%、P:0.02%以下、S:0.02%以下、N:0.0050%以下、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼片を熱間圧延する際に、最終仕上げ圧延温度がフェライト単相またはフェライト、オーステナイトの混相域で行われるよう熱延し、熱延板に圧延組織が残存しないような温度で該熱延板を捲取または熱処理し、酸洗した後、冷延圧下率80%以上97%以下で冷間圧延し、再結晶温度以上、 800°C以下で3分以下の焼鈍を行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.0003〜0.0040%、Si:0.10%以下、Al:0.08%以下、Mn:0.01〜0.50%、P :0.02%以下、S :0.02%以下、N :0.0050%以下、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼片を熱間圧延する際に、最終仕上げ圧延温度がフェライト単相またはフェライト、オーステナイトの混相域で行われるよう熱延し、熱延板に圧延組織が残存しないような温度で該熱延板を捲取または熱処理し、酸洗した後、冷延圧下率80%以上97%以下で冷間圧延し、再結晶温度以上、800°C以下で3分以下の焼鈍を行うことを特徴とする絞り成型およびしごき加工性の耳発生が小さく、かつ縮径加工時のしわ発生が小さい容器用鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14
FI (5件):
C21D 9/48 H ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (3件)

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