特許
J-GLOBAL ID:200903022979396677

パッシブ光ネットワークシステムおよび波長割当方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-120875
公開番号(公開出願番号):特開2009-182997
出願日: 2009年05月19日
公開日(公表日): 2009年08月13日
要約:
【課題】WDMによるPON方式において、初期設定時に各ONUがOLTと交渉を行い、ONUが利用できる波長を自動的に獲得する。【解決手段】割当波長の交渉に使用できる波長をデフォルトで1つ固定しておき、新規に接続されるONUは最初にその波長を使用する。OLT200は下り通信に使用できる複数の光源を具備する。一方、ONU300は、下り通信に使用できる波長の内1つを選択的に受光できる波長可変フィルタを有し、かつ、上り通信に使用できる複数の波長の1つを選択発光できる波長可変光源を具備する。ONU300は、交渉用の送信波長(例えばλu32)を用いてOLT200に波長割り当て要求1000を送信する。OLT200は未使用波長から割り当てる波長λu1を選んで、波長情報をONU300に送信する。OLT200とONU300は、通知された波長を用いてユーザ信号の通信を行う。【選択図】図9
請求項(抜粋):
光終端装置と、光スプリッタと、光ファイバ及び前記光スプリッタを介して前記光終端装置に接続される複数の光ネットワークユニットとを備え、前記光終端装置と前記光ネットワークユニットとが波長分割多重で通信するパッシブ光ネットワークシステムにおいて、 前記光終端装置は、 互いに波長が異なる光源を有する複数の第1送信器と、 複数の波長の信号を受信する複数の第1受信器と、 前記光ネットワークユニットの識別子毎に、各光ネットワークユニットとの通信のために割り当てられた波長情報を管理する波長管理テーブルと、 前記光ネットワークユニットから、波長を割り当てるための制御メッセージを受信し、自光終端装置と前記光ネットワークユニットとの通信のための波長を割り当てる第1制御部と、 前記複数の第1送信器のそれぞれを有効又は無効にすることで、前記光ネットワークユニットと通信中の波長のみ出力されるようにするための送信有効制御部と を備え、 前記光ネットワークユニットはそれぞれ、 設定された波長の信号を受信する第2受信器と、 設定された波長の信号を送信する第2送信器と、 前記第2受信器での受信パワーを検出する受信パワー検出部と、 波長を割り当てるための制御メッセージを、前記第2送信器を介して送信する第2制御部と、 前記第2送信器の送信波長及び前記第2受信器の受信波長を可変制御する波長制御部と を備え、 前記光ネットワークユニットの前記第2制御部は、 前記波長制御部により前記第2受信器の受信波長を、前記光終端装置の前記複数の第1送信器の各送信波長に順次切り替え、 前記受信パワー検出部により、波長毎に、前記光終端装置から前記光ネットワークユニットへの下り信号の受信パワーを検出して、該受信パワーに基づき他の通信に使用されていない第1下り波長を求め、 前記波長制御部により、前記第2受信器の受信波長を該第1下り波長に設定し、及び、前記第2送信器の送信波長を該第1下り波長と対になる第1上り波長に設定し、 第1上り波長を用いて、前記光終端装置との通信に用いる波長の割り当てを要求する制御メッセージを前記光終端装置に送信し、 前記光終端装置は、 制御メッセージを受信すると、第1下り波長及び第1上り波長を前記光ネットワークユニットとの通信に割り当て、若しくは、前記波長管理テーブルを参照して、他の通信に使用されていない第2下り波長と第2上り波長を前記光ネットワークユニットとの通信に割り当て、 前記送信有効制御部により、該第1下り波長又は該第2下り波長に対応する前記第1送信器を有効にし、 前記光ネットワークユニットと前記光終端装置が、該第1下り波長及び第1上り波長により、若しくは、該第2下り波長及び第2上り波長により通信する前記パッシブ光ネットワークシステム。
IPC (1件):
H04L 12/44
FI (1件):
H04L12/44 200
Fターム (3件):
5K033DA15 ,  5K033DB22 ,  5K033EC01
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る