特許
J-GLOBAL ID:200903023125869969
核酸検出方法及び核酸単離方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
奥田 誠
, 富澤 孝
, 山中 郁生
, 岡戸 昭佳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-073105
公開番号(公開出願番号):特開2005-253427
出願日: 2004年03月15日
公開日(公表日): 2005年09月22日
要約:
【目的】 ヘアピン型のプローブを利用し、核酸検出能を向上させることができる核酸検出方法、及び、核酸単離効率を向上させることができる核酸単離方法を提供すること。【構成】 核酸検出方法は、標的核酸、標識されてなるヘアピン型のプローブ、RecA様タンパク質、並びに、一本鎖分解ヌクレアーゼを反応させて、核酸-タンパク質複合体を形成する工程と、この核酸-タンパク質複合体とライゲースを反応させて、標的核酸のうち一方の端部領域の末端と、プローブの第1ヌクレオチド部の末端とを結合させる工程と、反応液中のタンパク質を失活させ、プローブと標的核酸とからなる核酸結合体を得る工程と、プローブの標識を検出することで、核酸結合体を検出する検出工程とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
直鎖状の二本鎖をなす標的核酸、
自己相補的なステム・ループ構造をなす第1ヌクレオチド部、及び、この第1ヌクレオチド部の一端から延出し、前記標的核酸の一方の端部領域に対して相補的な一本鎖の第2ヌクレオチド部を有し、標識されてなるヘアピン型のプローブ、
RecA様タンパク質、並びに、
一本鎖構造をなす核酸を分解可能な一本鎖分解ヌクレアーゼ、
を反応させて、前記標的核酸の前記一方の端部領域に、前記プローブの前記第2ヌクレオチド部が、前記RecA様タンパク質が関与した状態で結合し、この標的核酸のうち、このプローブの第2ヌクレオチド部が結合することで解離状態となった一本鎖領域の少なくとも一部が分解されてなる核酸-タンパク質複合体を形成する核酸-タンパク質複合体形成工程と、
前記核酸-タンパク質複合体とライゲースを反応させて、前記標的核酸のうち前記一方の端部領域の末端と、前記プローブの前記第1ヌクレオチド部の末端とを結合させるライゲーション工程と、
前記ライゲーション工程後、反応液中のタンパク質を失活させ、前記プローブと前記標的核酸とからなる核酸結合体を得るタンパク質失活工程と、
前記プローブの標識を検出することで、前記核酸結合体を検出する検出工程と、
を備える核酸検出方法。
IPC (4件):
C12N15/09
, C12Q1/68
, G01N33/53
, G01N33/566
FI (4件):
C12N15/00 A
, C12Q1/68 A
, G01N33/53 M
, G01N33/566
Fターム (20件):
4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024HA12
, 4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR08
, 4B063QR14
, 4B063QR42
, 4B063QR55
, 4B063QR56
, 4B063QR62
, 4B063QR82
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QX02
引用特許:
前のページに戻る