特許
J-GLOBAL ID:200903023293720881

インクジェットヘッド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-276705
公開番号(公開出願番号):特開2001-096749
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】電圧が印加されている期間に発熱体において発生した熱によってインクを効率よく加熱して電力消費量を低減することができるとともに、電圧が印加されていない期間に発熱体の温度を素早く低下させ、印刷データに対するインクの吐出の応答性を向上する。【解決手段】発熱体4aを含むヒータ部4を基板2及び基板3の間に間隙8及びキャビティ6を挟んで配置した。キャビティ6に充填されたインクは、発熱体4aに対する電圧の印加によってヒータ部4が発泡温度に達した時に発泡を生じてノズル5aから吐出される。ヒータ部4は座屈温度に達すると熱応力によって下方に凸となる弾性座屈を生じ、ヒータ部4が加熱温度に達するとヒータ部4の中央部が基板2の上面に接触してヒータ部4の熱が基板2を介して放熱される。このとき、発熱体4aに対する電圧の印加を停止すると、ヒータ4は急速に冷却される。
請求項(抜粋):
互いに対向してインクが充填される空間を形成する第1の基板及び第2の基板間に発熱体を配置し、発熱体に選択的に電圧を印加することにより空間内のインクを加熱して発泡させ、ノズルから吐出させるインクジェットヘッドにおいて、発熱体が、第1の基板及び第2の基板との間のそれぞれに間隙を設けて配置されるとともに、発熱時の熱応力により生じる弾性変形によって第1の基板又は第2の基板に接近又は当接することを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/05 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 103 H
Fターム (11件):
2C057AF06 ,  2C057AF54 ,  2C057AF65 ,  2C057AF93 ,  2C057AG46 ,  2C057AG50 ,  2C057AP02 ,  2C057AP14 ,  2C057AP55 ,  2C057BA03 ,  2C057BA13
引用特許:
審査官引用 (5件)
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