特許
J-GLOBAL ID:200903023362719173

走行自動車の走行状況の記録読出し方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-126551
公開番号(公開出願番号):特開平9-164976
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 走行中の車の現時点から遡る数秒ないし数十秒前から現時点までの車速、ハンドル操作状況及びブレ-キ状況、或いは更に衝撃の大きさと方向、エアーバッグ作動時刻等の運転状況を常に記録更新し、後刻この衝突時の記録を読出し表示する。【解決手段】 走行自動車の車速とハンドル操作状況とブレ-キ操作状況をセンサー部1で検出し、検出信号をインターフェイス部2から車速信号はタイマー/カウンターユニットで車速に比例する信号に変換してから、ハンドル信号及びブレ-キ信号はそれぞれ並列ポートからマイコン部3のワンチップマイクロコンピューターに取り込み、これらの信号を一定時間不揮発性RAMに記録し、常に最後の数秒ないし数十秒間の記録を残して更新し、不揮発性RAMに記録した情報をコネクター6から読出して表示部4のディスプレーに車の停止瞬間から遡る数秒ないし数十秒間の車速状況、ハンドル操作状況及びブレ-キ操作状況を表示する。
請求項(抜粋):
走行自動車の車速を車速センサーで検出し、ハンドルの操作状況をハンドル位置センサーで検出し、ブレーキ操作状況をブレーキランプ回路から検出し、これらの検出で得た各信号をインターフェイス部に入力し、該インターフェイス部において車速信号は増幅整形し、ハンドル信号は電圧変換し、さらにブレーキ信号は電圧レベル変換し、車速信号はタイマー/カウンターユニットで車速に比例する信号に変換してから、ハンドル信号及びブレーキ信号はそれぞれ並列ポートからワンチップマイクロコンピュータに取り込み、これらの信号を一組にして一定時間不揮発性RAMに記録し、常に最後の数秒ないし数十秒間の記録を残して更新し、衝突により速度信号から計算した加速度値が一定レベル以上の値を示すときそれ以後の記録を中止して最後の数秒ないし数十秒間の記録のみを保存し、不揮発性RAMに保存した情報を上記のワンチップマイクロコンピュータのコネクタ-から読出し表示用ワンチップマイクロコンピュータに取り込み、該読出し表示用ワンチップマイクロコンピュータのディスプレーに車の停止瞬間から遡る数秒ないし数十秒間の車速状況、ハンドル操作状況及びブレーキ操作状況を読出し表示することを特徴とする走行自動車の走行状況の記録読出し方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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