特許
J-GLOBAL ID:200903023395498059

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-004604
公開番号(公開出願番号):特開平11-202340
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 コントラスト比が高く、表示面のざらついた印象のない表示品質の高い面内応答型液晶表示装置を提供する。【解決手段】 スペーサ10として液晶分子2の配向に影響を与えない、表面エネルギーの小さいもの、例えばジビニルベンゼンをフッ素樹脂でコーティングしたものを用い、黒(暗)状態の表示時に生じるスペーサ10およびその周辺部での光抜けを抑制した。その結果、電圧を印加した時の最大透過率を100%とした場合、電圧を印加しない時の黒(暗)状態の透過率が約0.3%(コントラスト比約300)であり、スペーサ10周辺の光抜けに起因する表示面のざらつきも視認されず、良好な表示を得ることができた。
請求項(抜粋):
互いに平行に配置された複数本の電極を有する電極基板、この電極基板との間に配向膜を介して液晶を挟持する対向基板、上記電極基板および上記対向基板の両外面に、それぞれの透過軸が直交するように配置された一対の偏光板、上記電極基板と上記対向基板の間隙を一定に保つためのスペーサを備え、上記複数本の電極間に電圧を印加し基板面にほぼ平行に電界を発生させ、上記液晶分子を基板面にほぼ平行に応答させることにより上記液晶分子の複屈折性を変化させ、一方の上記偏光板を透過した入射光が他方の上記偏光板を透過する時に白(明)状態の表示、一方の上記偏光板を透過した入射光が他方の上記偏光板を透過しない時に黒(暗)状態の表示となる面内応答型の液晶表示装置であって、上記スペーサとして上記液晶分子の配向に影響を与えないものを用い、黒(暗)状態の表示時に生じる上記スペーサおよびその周辺部での光抜けを抑制し、黒(暗)状態の表示時の輝度が白(明)状態の表示時の輝度の1%以下となるように制御したことを特徴とする液晶表示装置。
引用特許:
審査官引用 (11件)
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