特許
J-GLOBAL ID:200903023402263313

苛性ソーダ希釈システムにおける希釈濃度補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-181914
公開番号(公開出願番号):特開2004-024954
出願日: 2002年06月21日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】希釈混合液濃度を常時一定に維持可能にする希釈濃度補正装置を得る。【解決手段】希釈液貯蔵タンク6内の苛性ソーダ希釈混合液を循環ポンプ31と質量流量計32を直列配管した循環ライン30で循環させ、質量流量計32からの測定信号により、第1貯蔵タンク1からの第1調整ライン40あるいは第2貯蔵タンク7からの第2調整ライン50にある自動操作弁44、54を開閉操作し、設定濃度に対応するよう希釈混合液の濃度補正を行うようにした希釈濃度補正装置であるので、安定した濃度の希釈混合液がこの濃度補正装置を使用することで、常時得られる。また、温度が大きく変化しても濃度の変化範囲は少なくなり、製造原料として使用の際に設定濃度が正確に得られるので、製品の精度が向上する。更に、従来の苛性ソーダ希釈システムにこれを配置することで、簡単に希釈混合液の濃度を補正でき、作業者の熟練性が不要になる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
苛性ソーダ原液を貯蔵する第1貯蔵タンク(1)に供給ポンプ(12)と流量計(13)を接続して第1供給経路(10)を、水を貯蔵する第2貯蔵タンク(7)に供給ポンプ(22)と流量計(23)を接続して第2供給経路(20)を夫々構成し、これら第1、第2供給経路をラインミキサ(3)に接続して希釈混合液を得る構成とし、この希釈混合液を前記ラインミキサに接続される希釈液貯蔵タンク(6)に供給する苛性ソーダ希釈システムにおいて、 前記第1貯蔵タンク、第2貯蔵タンクに夫々一端が接続された配管中に夫々供給ポンプ(42、52)と流量計(43、53)を直列接続した第1調整ライン(40)と第2調整ライン(50)とを希釈液貯蔵タンクに接続し、一方、この希釈液貯蔵タンクに循環ポンプ(31)とこのタンクに貯蔵されている希釈混合液の密度、温度を計測する質量流量計(32)とを直列に接続してこのタンク内の希釈混合液を循環供給させる構成とし、前記質量流量計からの密度及び温度の測定信号により希釈液貯蔵タンク内の希釈混合液の濃度の変化に対応して、前記第1調整ライン及び第2調整ラインに設けられている自動操作弁(44、54)を適宜開閉操作する操作信号を出力する制御ユニット(60)を設けたことを特徴とする希釈濃度補正装置。
IPC (3件):
B01F15/04 ,  B01F3/08 ,  B01F15/02
FI (3件):
B01F15/04 D ,  B01F3/08 Z ,  B01F15/02 A
Fターム (11件):
4G035AB37 ,  4G035AB38 ,  4G035AE02 ,  4G035AE13 ,  4G037AA02 ,  4G037BA01 ,  4G037BB06 ,  4G037BC03 ,  4G037BD07 ,  4G037BD09 ,  4G037EA04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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