特許
J-GLOBAL ID:200903023437839935

原動機付車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-055140
公開番号(公開出願番号):特開2000-255399
出願日: 1999年03月03日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ液の温度が低く、ブレーキ液の粘性が高い場合に、ホイールシリンダ内のブレーキ液圧を遅滞なく低下させることができるとともに、上り坂での発進時に車両の後退を防止することができる原動機付車両を提供することを課題とする。【解決手段】 自動変速機を備えるとともに、所定の低車速以下の時、ブレーキペダルBPの踏込み時にはブレーキペダルBPの踏込み開放時に比べてクリープの駆動力を低減する駆動力低減装置と、車両停止時、原動機1を停止可能な原動機停止装置と、ブレーキペダルBPの踏込み開放後も引続きホイールシリンダにブレーキ液圧を作用可能なブレーキ液圧保持装置RUとを備える原動機付車両において、ブレーキ液の温度を検出する温度検出手段TSを備え、ブレーキ液の温度が所定値以下の時に駆動力低減装置、原動機停止装置およびブレーキ液圧保持装置RUの作動を禁止することを特徴とする。
請求項(抜粋):
アクセルペダルの踏込み開放時にも変速機において走行レンジが選択されている場合は、原動機から駆動輪へ駆動力を伝達する原動機付車両であって、所定の低車速以下の時、前記駆動力の大きさをブレーキペダルの踏込みに応じて切換え、前記ブレーキペダルの踏込み時には前記ブレーキペダルの踏込み開放時に比べて前記駆動力を低減する駆動力低減装置と、前記ブレーキペダルの踏込み開放後も引続きホイールシリンダにブレーキ液圧を作用可能なブレーキ液圧保持装置とを備え、前記ブレーキ液圧保持装置は、ドライバーのブレーキペダルの踏込み力に応じたブレーキ液圧を発生するマスターシリンダと前記ホイールシリンダを結ぶ液圧通路と、前記液圧通路に設けられ、前記液圧通路を連通する連通位置と前記液圧通路を遮断する遮断位置とに切換わる電磁弁と、前記電磁弁を迂回し、前記マスターシリンダと前記ホイールシリンダ間を常時連通する迂回通路と、前記迂回通路に設けられ、前記迂回通路の流量を制限する絞りと、前記電磁弁を前記連通位置または前記遮断位置に切換える制御部とを備え、前記電磁弁を前記遮断位置に切換えて、前記絞りの流量制限により前記ブレーキペダルの踏込み力の低下速度に対して前記ホイールシリンダ内のブレーキ液圧の低下速度を小さくするブレーキ液圧低下速度減少手段で構成される、原動機付車両において、ブレーキ液の温度を検出する温度検出手段を備え、前記ブレーキ液の温度が所定値以下の時に前記駆動力低減装置および前記ブレーキ液圧保持装置の作動を禁止することを特徴とする原動機付車両。
IPC (2件):
B60T 7/12 ,  B62L 3/04
FI (2件):
B60T 7/12 A ,  B62L 3/04 Z
Fターム (8件):
3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046HH02 ,  3D046HH15 ,  3D046LL02 ,  3D046LL05 ,  3D046LL23 ,  3D046MM03
引用特許:
出願人引用 (8件)
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