特許
J-GLOBAL ID:200903023450868200
エジェクタサイクル用の気液分離器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-003554
公開番号(公開出願番号):特開2003-202168
出願日: 2002年01月10日
公開日(公表日): 2003年07月18日
要約:
【要約】【課題】 気液分離器の鉛直方向寸法を小さくしつつ、十分な気液分離距離を確保する。【解決手段】 タンク本体51内に流入した冷媒を、タンク本体51内で旋回させる。これにより、実質的な気液分離距離を長くすることができるので、タンク本体51を横型としても、気相冷媒と液相冷媒とを十分に分離することができるので、ショーケース1のような上下方向寸法の制約が厳しいものにも適用することができる。また、冷媒流入口52はタンク本体51内空間の中心から偏心した位置にて開口しているので、冷媒流入口52からタンク本体51内に流入する冷媒に旋回成分を与えることができ、タンク本体51内に流入した冷媒を確実に旋回させることができる。
請求項(抜粋):
冷媒を減圧膨張させて蒸発器にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して圧縮機の吸入圧を上昇させるエジェクタ(40)を有するエジェクタサイクルに適用され、前記エジェクタ(40)を流出した冷媒を密度差を利用して気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒を圧縮機(10)の吸入側に流出させる気相冷媒流出口(53)及び液相冷媒を前記蒸発器側に流出させる液相冷媒流出口(54)を有する気液分離器であって、前記エジェクタ(40)を流出した冷媒が流入する冷媒流入口(52)、前記気相冷媒流出口(53)及び前記液相冷媒流出口(54)が設けられた、水平方向寸法(W)が鉛直方向寸法(H)以上であるタンク本体(51)を備え、前記タンク本体(51)内に流入した冷媒が、前記タンク本体(51)内で旋回するように構成されていることを特徴とする気液分離器。
IPC (3件):
F25B 43/00
, F25B 1/00 389
, F25B 5/04
FI (3件):
F25B 43/00 E
, F25B 1/00 389 A
, F25B 5/04 A
引用特許: