特許
J-GLOBAL ID:200903023481859960

エチレングリコールの回収蒸留釜残の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 正孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-040153
公開番号(公開出願番号):特開2003-238480
出願日: 2002年02月18日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 エチレングリコールを蒸留回収する際生じる残渣に含まれるジエチレングリコールのテレフタル酸エステル(DEGエステル)を有効成分のBHETに変換することで、該残渣をBHETの製造工程へリサイクルすることを可能にし、製品BHETの収率を高める方法を提供する。【解決手段】 粗エチレングリコールの蒸留精製処理で釜残として取出された、固形分として少なくともDEGエステルを含む、エチレングリコール回収蒸留釜残に、該蒸留釜残中の全固形分に対して2〜20重量倍のエチレングリコール及び0.1〜1.0重量%のエステル交換触媒を加え、加熱下に、該DEGエステルとエチレングリコールのエステル交換反応を行ってBHETとジエチレングリコールを生成するとともに生成したジエチレングリコールを、常圧〜0.5MPaの圧力下でエチレングリコールとともに蒸発留出させる方法。この方法で得られた残渣はBHET製造工程に有利に戻すことができる。
請求項(抜粋):
固形分として少なくともジエチレングリコールのテレフタル酸エステルを含む、エチレングリコール回収蒸留釜残に、該蒸留釜残中の全固形分に対して2〜20重量倍のエチレングリコールおよび0.1〜1.0重量%のエステル交換触媒を加え、加熱下に該テレフタル酸エステルとエチレングリコールのエステル交換反応を行ってビス(2-ヒドロキシエチル)テレフタレートとジエチレングリコールを生成するとともに生成したジエチレングリコールを常圧〜0.5MPaの圧力下でエチレングリコールとともに蒸発留出させることを特徴とするエチレングリコール回収蒸留釜残の処理方法。
IPC (5件):
C07C 67/03 ,  B01D 3/00 ,  C07C 67/54 ,  C07C 69/82 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 67/03 ,  B01D 3/00 A ,  C07C 67/54 ,  C07C 69/82 B ,  C07B 61/00 300
Fターム (29件):
4D076AA03 ,  4D076AA13 ,  4D076AA16 ,  4D076AA22 ,  4D076BB08 ,  4D076EA14Z ,  4D076EA20Z ,  4D076EA23Z ,  4D076FA02 ,  4D076FA12 ,  4D076HA03 ,  4D076HA11 ,  4D076JA03 ,  4H006AA02 ,  4H006AC48 ,  4H006AD11 ,  4H006BA02 ,  4H006BA29 ,  4H006BB14 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC19 ,  4H006BC30 ,  4H006BJ50 ,  4H006BN10 ,  4H006KA03 ,  4H006KC30 ,  4H039CA66 ,  4H039CD30
引用特許:
出願人引用 (4件)
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引用文献:
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