特許
J-GLOBAL ID:200903055097493434
ポリエチレンテレフタレ-ト廃棄物のケミカルリサイクル方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 正孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-375101
公開番号(公開出願番号):特開2000-169623
出願日: 1998年12月10日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 使用済みのポリエチレンテレフタレートを中間原料であるビス-β-ヒドロキシエチルテレフタレートとして、再度高純度のポリエチレンテレフタレート製品を製造できるようにする。【解決手段】 粗製ポリエチレンテレフタレートフレークを得る前処理工程と、過剰のエチレンク ゙リコールを加えて解重合を行い粗製ビス-β-ヒドロキシエチルテレフタレート(BHET)を得る解重合工程と、混合溶液中からポリエチレンテレフタレート樹脂以外の異プラスチック類及び固形異物及び/又は沈殿物を除去する異物除去工程を経て、蒸留・蒸発操作を施して濃縮BHETを得、これを真空蒸発させることにより精製ビス-β-ヒドロキシエチルテレフタレートを得、溶融重縮合し高純度ポリエチレンテレフタレートポリマーを得る。
請求項(抜粋):
使用済みのポリエチレンテレフタレート廃棄物に粉砕、洗浄、異物分別等の前処理を施して粗製ポリエチレンテレフタレートフレークを得る前処理工程と、得られた粗製ポリエチレンテレフタレートフレークに過剰の精製及び/又は粗製のエチレングリコールを加えて触媒の存在下で解重合を行い粗製ビス-β-ヒドロキシエチルテレフタレート(BHET)を得る解重合工程と、得られた粗製BHETと粗製エチレングリコールの二種混合溶液中からポリエチレンテレフタレート樹脂以外のポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、塩化ビニールの如き異プラスチック類、及び/又は金属、ガラス、砂等の固形異物、及び/又は沈殿物を除去する異物除去工程と、得られた粗製BHETと粗製エチレングリコールの二種混合溶液中から着色物及び/又は溶存イオン を除去する前精製工程と、前精製工程を経た二種混合溶液に蒸留・ 蒸発操作を施してエチレングリコールを蒸発・留去させて濃縮BHETを得るか、もしくは二種混合溶液を10°C以下まで冷却してBHETを晶析させた後エチレングリコールとBHETを固液分離することにより濃縮BHETを得るBHET濃縮工程と、得られた濃縮BHETを190°Cを越え250°C以下の温度で且つ蒸発器内での濃縮BHETの滞留時間が10分以下となるように真空蒸発させることにより精製ビス-β-ヒドロキシエチルテレフタレートを得るBHET精製工程と、得られた精製BHET及び/又は前記BHET濃縮工程で得られた濃縮BHETを原料として溶融重縮合し高純度ポリエチレンテレフタレートポリマーを得るポリエチレンテレフタレートポリマー生成工程とを経てポリエチレンテレフタレート廃棄物から高純度のポリエチレンテレフタレート重合物を得ることを特徴とするポリエチレンテレフタレート廃棄物のケミカルリサイクル方法。
IPC (7件):
C08J 11/10 CFD
, B29B 13/10
, B29B 17/02
, C08G 63/183
, C08J 11/08 CFD
, B29K 67:00
, B29K105:26
FI (5件):
C08J 11/10 CFD
, B29B 13/10
, B29B 17/02
, C08G 63/183
, C08J 11/08 CFD
Fターム (41件):
4F201AA24
, 4F201AA50
, 4F201BA04
, 4F201BC01
, 4F201BC12
, 4F201BC25
, 4F201BN15
, 4F201BN29
, 4F201BP03
, 4F201BP09
, 4F201BP11
, 4F201BP15
, 4F201BP26
, 4F201BP27
, 4F201BP31
, 4F201BQ44
, 4F301AA25
, 4F301AB03
, 4F301CA13
, 4F301CA23
, 4F301CA27
, 4F301CA34
, 4F301CA52
, 4F301CA62
, 4F301CA68
, 4F301CA72
, 4F301CA73
, 4J029AA03
, 4J029AB04
, 4J029AB07
, 4J029AC01
, 4J029AD01
, 4J029AD02
, 4J029AD10
, 4J029AE01
, 4J029BA03
, 4J029HD04
, 4J029KA03
, 4J029KG01
, 4J029KG02
, 4J029KJ02
引用特許:
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