特許
J-GLOBAL ID:200903023484162471

消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-299610
公開番号(公開出願番号):特開2001-119787
出願日: 1999年10月21日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 進行波と反射波とによって発生するディップの影響を回避する。【解決手段】 排気ダクト2のエラーマイクロホン6が設けられている位置の後方近傍に膨張形マフラ8を設けて、排気ダクト2内の音響インピーダンスが急変するインピーダンス急変部8aを形成する。これにより、排気ダクト2内を伝搬する排気音は、上記インピーダンス急変部8aで反射する。そして、この反射波と上記排気音(進行波)とが、互いに干渉して打ち消し合い、排気ダクト2内に音圧が小さくなる部分、即ちディップが発生する。ここで、上記インピーダンス急変部8aとエラーマイクロホン6との間の距離L’を短くする。このようにすれば、エラーマイクロホン6の位置で上記ディップの発生する周波数を消音対象周波数帯域よりも高周波数側にシフトさせることができ、ひいては、消音動作に対する上記ディップの影響を回避できる。
請求項(抜粋):
一端から入力される第1の音を他端に伝搬して排出する音伝搬路中に設けられ、上記第1の音を収音する第1のマイクロホンと、上記音伝搬路の上記第1のマイクロホンが設けられている位置よりも他端側に配置され、消音制御信号に応じた第2の音を上記音伝搬路内に放射して上記第1の音に干渉させるスピーカ手段と、上記音伝搬路の上記スピーカ手段が設けられている位置よりも他端側に配置され、この配置位置において上記音伝搬路内を伝搬する音を収音する第2のマイクロホンと、上記第1及び第2のマイクロホンの各出力信号が入力され、これらに応じて、上記第2の音の特性が上記第1の音を打ち消すのに必要な特性となるように上記消音制御信号を生成して上記スピーカ手段に供給する消音制御手段と、上記音伝搬路中の上記第2のマイクロホンが設けられている位置よりも他端側であって、該第2のマイクロホンが設けられている位置の近傍に、上記音伝搬路内の音響インピーダンスを急変させるインピーダンス急変部を形成するインピーダンス急変手段と、を具備する消音装置。
IPC (5件):
H04R 3/04 101 ,  F01N 1/00 ,  F16L 55/04 ,  G10K 11/16 ,  G10K 11/178
FI (5件):
H04R 3/04 101 ,  F01N 1/00 A ,  F16L 55/04 ,  G10K 11/16 B ,  G10K 11/16 H
Fターム (8件):
3G004CA12 ,  3G004DA25 ,  3H025CA01 ,  3H025CB31 ,  5D020CD04 ,  5D061EE22 ,  5D061EE27 ,  5D061FF02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-136181   出願人:ティーオーエー株式会社
  • 消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-180925   出願人:ティーオーエー株式会社

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