特許
J-GLOBAL ID:200903023486312330

煙感知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-148903
公開番号(公開出願番号):特開平11-339159
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】試験用の煙を使用せずに、検煙領域に対し煙粒子の散乱パルス光に基づく擬似的な感度試験を可能とする。【解決手段】投光部のレーザダイオードから出射されたレーザ光を吸入空気が通過する検煙領域に照射し、受光部で検煙領域を煙粒子が通過する毎に生ずる散乱光パルスを受光して受光パルス信号を出力し、煙濃度部で受光部からの受光パルス信号を積分した単位時間当りの積分量に基づいて煙濃度を検出する。受光部に対して光を直接照射する試験投光部15を設け、感度調整部35により試験発光部15のパルス点灯により煙検出部で積分した積分量が所定の発報感度相当の値となるように、試験投光部をパルス点灯するパルス信号のパラメータを調整する。感度試験スイッチ36を試験操作すると、試験投光制御部35が発光感度調整部35の調整パラメータに基づいた試験パルス信号を発生して試験投光部15をパルス点灯させ、煙濃度検出部の検出感度を確認する。
請求項(抜粋):
レーザダイオードから出射されたレーザ光を吸入空気が通過する検煙領域に照射する投光部と、前記検煙領域を煙粒子が通過する毎に生ずる散乱光パルスを受光素子で受光して受光パルス信号を出力する受光部と、前記受光部からの受光パルス信号を積分した単位時間当りの積分量に基づいて煙濃度を検出する煙濃度検出部とを備え、監視区域から吸引した空気中に浮遊する煙粒子を光学的に検出して火災を判断する煙感知装置に於いて、前記受光部に対して光を直接照射する試験投光部と、前記試験発光部のパルス点灯により前記煙検出部で積分した単位時間当りの積分量が所定の発報感度相当の値となるように、前記試験投光部をパルス点灯する試験パルス信号のパラメータを調整する感度調整部と、試験時に、前記発光感度調整部の調整パラメータに基づいた試験パルス信号を発生して前記試験投光部をパルス点灯させて前記煙濃度検出部の検出感度を確認させる試験投光制御部と、を設けたことを特徴とする煙感知装置。
IPC (4件):
G08B 17/107 ,  G01J 1/42 ,  G01N 21/53 ,  G01V 8/12
FI (5件):
G08B 17/107 C ,  G01J 1/42 Q ,  G01N 21/53 C ,  G01N 21/53 D ,  G01V 9/04 J
引用特許:
審査官引用 (3件)

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