特許
J-GLOBAL ID:200903023612165918

電波到来方向推定装置及び指向性可変送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-100309
公開番号(公開出願番号):特開2001-281316
出願日: 2000年04月03日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 高い相関を有する到来波の主波方向推定を精度よく行う。【解決手段】 到来波数判定部10はM素子アレイ受信信号の共分散行列Rの固有値の最大値と次大値の比Erを算出し、所定値Drと比較する。Er≧Drで到来波数1、Er<Drで到来波数M-1と判定。仮想直線アレイ変換部12は円形アレーの受信信号2-1〜Mを仮想的な直線アレーの受信信号に変換。到来波電力推定部13は角度間隔Δθで到来波電力推定を行う。到来方向推定部11は到来波数判定部10の到来波数判定結果がS波の場合、共分散行列RのS個の固有ベクトルからなる行列E<SB>S</SB>を信号固有空間行列、(M-S)個の固有ベクトルからなる行列E<SB>N</SB>を雑音固有空間行列とし到来方向評価関数F(θ)を角度間隔Δθで演算。主波方向推定部14は到来方向推定部11の演算値F(θ)と到来波電力推定部13の演算値を合成しその最大値方向を主波方向推定結果とする。
請求項(抜粋):
複数の素子アンテナを均一間隔で円形アレー状に構成したアレーアンテナと、前記アレーアンテナで得られる高周波信号を周波数変換及び位相検波することで複素ベースバンド信号を出力する周波数変換部と、前記複素ベースバンド信号を複素ディジタル信号に変換するA/D変換器と、所定時間間隔毎に得られた前記複素ディジタル信号を仮想的な直線アレーでの受信信号に変換する仮想直線アレー変換部と、前記仮想直線アレー変換部の出力から到来波の電力推定を行う到来波電力推定部と、前記所定時間内で得られた前記複素ディジタル信号に対し相関行列演算し更にその固有値と固有ベクトルを演算する固有値演算部と、前記固有値演算部で演算された固有値から到来波数を判定する到来波数判定部と、前記到来波数判定部の判定結果から固有値展開手法による到来波推定処理を変更する到来方向推定部と、前記到来波電力推定部と前記到来方向推定部で得られた推定結果を合成することで最大レベルの到来方向を推定する主波方向推定部とを有することを特徴とする電波到来方向推定装置。
IPC (5件):
G01S 3/46 ,  G01S 7/02 ,  H01Q 3/26 ,  H04B 7/06 ,  H04B 7/10
FI (5件):
G01S 3/46 ,  G01S 7/02 F ,  H01Q 3/26 Z ,  H04B 7/06 ,  H04B 7/10 A
Fターム (21件):
5J021AA05 ,  5J021AA07 ,  5J021CA06 ,  5J021EA04 ,  5J021FA00 ,  5J021FA13 ,  5J021FA17 ,  5J021FA25 ,  5J021FA29 ,  5J021FA31 ,  5J021GA02 ,  5J021JA07 ,  5J070AC11 ,  5J070AD08 ,  5J070AH31 ,  5J070AH39 ,  5J070AK22 ,  5K059CC03 ,  5K059CC04 ,  5K059DD10 ,  5K059DD31
引用特許:
審査官引用 (7件)
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