特許
J-GLOBAL ID:200903023670498005
ポリ乳酸系成形体およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-059603
公開番号(公開出願番号):特開2003-253009
出願日: 2002年03月06日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性に優れ、実生産の生産サイクルで生産性良く成形可能なポリ乳酸系成形体およびその製造方法を提供する。【解決手段】 D体含有率が5モル%以下であり、残留ラクチド量0.1〜0.6質量%の範囲であるポリ乳酸を主体とし、結晶核剤1〜25質量%を含有する樹脂組成物をシート状に押し出してシートを形成する。成形加工前あるいは成形加工と同時にシートに120〜150°Cの熱処理温度で1〜30秒間の熱処理を施して成形体を得る。成形体の熱特性は、20°C/分の昇温条件で示差走査型熱量計にて測定した結晶融解熱量ΔHmの絶対値と昇温結晶化熱量ΔHcの絶対値との差が25J/g以上であり、X線測定における結晶化度が35%以上であり、130°Cでの結晶化速度が0.05分-1以上である。
請求項(抜粋):
ポリ乳酸を主体とする樹脂成分と結晶核剤とを含む樹脂組成物からなるシートにて成形された成形体であって、前記ポリ乳酸中のD体含有率は5モル%以下であり残留ラクチド量は0.1〜0.6質量%であり、前記結晶核剤は1〜25質量%の範囲で樹脂組成物中に含まれており、前記成形体は、20°C/分の昇温条件で示差走査型熱量計にて測定したときの結晶融解熱量ΔHmの絶対値と昇温中の結晶化により発生する昇温結晶化熱量ΔHcの絶対値との差(|ΔHm|-|ΔHc|)が25J/g以上であり、X線測定による結晶化度が35%以上であり、130°Cでの結晶化速度が0.05分-1以上であることを特徴とするポリ乳酸系成形体。
IPC (8件):
C08J 5/00 CFD
, B29C 51/10
, B29C 51/42
, C08K 3/34
, C08K 5/20
, C08L 67/04 ZBP
, C08L101/16 ZAB
, B29K 67:00
FI (8件):
C08J 5/00 CFD
, B29C 51/10
, B29C 51/42
, C08K 3/34
, C08K 5/20
, C08L 67/04 ZBP
, C08L101/16 ZAB
, B29K 67:00
Fターム (36件):
4F071AA43
, 4F071AA80
, 4F071AB26
, 4F071AC12
, 4F071AF11
, 4F071AH05
, 4F071AH19
, 4F071BA01
, 4F071BB03
, 4F071BB06
, 4F071BC01
, 4F208AA24
, 4F208AB08
, 4F208AC03
, 4F208AR06
, 4F208AR11
, 4F208MA01
, 4F208MA02
, 4F208MA03
, 4F208MA05
, 4F208MB01
, 4F208MH08
, 4J002CF181
, 4J002DJ046
, 4J002EP017
, 4J002EP027
, 4J002FD206
, 4J002FD207
, 4J002GG01
, 4J200AA06
, 4J200AA14
, 4J200BA14
, 4J200CA01
, 4J200DA03
, 4J200EA05
, 4J200EA17
引用特許:
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