特許

J-GLOBAL ID：200903023734012942

α1,6フコース糖鎖の検出および分別方法

発明者： 堀 貫治 ,  平林 淳 ,  中村 祥子 ,  亀井 麻直 ,  小南 淳子
出願人/特許権者： 株式会社J-オイルミルズ ,  独立行政法人産業技術総合研究所 ,  国立大学法人広島大学
代理人 (3件)： 中嶋 伸介 ,  鈴木 征四郎 ,  田所 淳
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-046576
公開番号（公開出願番号）：特開2008-209261
出願日： 2007年02月27日
公開日（公表日）： 2008年09月11日
要約：

【課題】α1,6フコース糖鎖を正確に検出する方法、およびα1,6フコース糖鎖の識別を基準とするα1,6フコース糖鎖と非α1,6フコース糖鎖との分別方法を提供する。【解決手段】α1,6フコース糖鎖との相互作用強度が、非α1,6フコース糖鎖との相互作用強度の10倍以上であるα1,6フコース特異的レクチンを、α1,6フコース糖鎖の検出媒体として用いることを特徴とする、α1,6フコース糖鎖の検出方法、および前記α1,6フコース特異的レクチンを結合媒体に用いて、α1,6フコース糖鎖と非α1,6フコース糖鎖とを分離することからなる、α1,6フコース糖鎖の分別方法。【選択図】図8

請求項（抜粋）：

α1,6フコース糖鎖との相互作用強度が、非α1,6フコース糖鎖との相互作用強度の10倍以上であるα1,6フコース特異的レクチンを、α1,6フコース糖鎖の検出媒体として用いることを特徴とする、α1,6フコース糖鎖の検出方法。

IPC (6件)：

G01N 33/53 ,  G01N 33/574 ,  A61K 39/395 ,  A61K 38/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/02

FI (7件)：

G01N33/53 S ,  G01N33/574 E ,  A61K39/395 D ,  A61K39/395 N ,  A61K37/02 ,  A61P35/00 ,  A61P35/02

Fターム (10件)：

4C084AA07 ,  4C084BA34 ,  4C084BA44 ,  4C084CA18 ,  4C084NA05 ,  4C084ZB26 ,  4C085AA13 ,  4C085AA14 ,  4C085CC23 ,  4C085CC33

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 抗体を精製する方法
  公報種別：再公表公報   出願番号：JP2001008715   出願人：協和醗酵工業株式会社
• 抗体組成物含有医薬
  公報種別：再公表公報   出願番号：JP2003004503   出願人：協和醗酵工業株式会社
• 特開平02-083337の実施例
  
• フコース特異的レクチン遺伝子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-307979   出願人：月桂冠株式会社

審査官引用 (2件)

• 肝臓疾患診断薬
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-196903   出願人：株式会社日本抗体研究所
• 胎児染色体異常の判別方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-025320   出願人：和光純薬工業株式会社

引用文献：

審査官引用 (5件)

• The absence of fucose but not the presence of galactose or bisecting N-acetylglucosamine of human Ig
• Primary structures of two hemagglutinins from the marine red alga, Hypnea japonica.
• Affinity of Multifunctional Peptidic Aggluitnins from the Red Alga, Hypnea japonica for Glycoprotein
• Strict Binding Specificity of Small-Sized Lectins from the Red Alga Hypnea japonica for Core (α1-6)
• 紅藻カギイバラノリ由来のcore(α1-6)Fuc特異的レクチンの糖タンパク質との相互作用解析