特許
J-GLOBAL ID:200903023816321277

回転機器の軸受部の診断方法、回転機器の軸受部の余寿命推定方法及び回転機器の軸受部の診断システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金本 哲男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-218222
公開番号(公開出願番号):特開平9-043105
出願日: 1995年08月03日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 回転機器の軸受部の余寿命の推定精度を向上させる。【解決手段】 回転機器1の軸受部2から発生する音を利用して、当該軸受部2を診断するシステムにおいて、有指向性のマイクロフォン3を搬送装置4に設ける。マイクロフォン3で計測される音は収録装置6でディジタル信号に変換され、さらに高速変換器7においてウェーブレット関数を用いた周波数分析が行われ、時間軸を過去に遡って移動することで所定の監視時間内における不規則波形が捕らえられる。この不規則波形に基づいて、軸受部2のベアリングの傷どうしの衝突によって生ずる非線形な現象が解析される。パソコン8では、前記不規則波形の振幅値と閾値とが比較されて正常、異常が判断され、さらに振幅値の増加傾向に基づいて、破壊値に至るまでの時間が余寿命として推定される。
請求項(抜粋):
回転機器の軸受部から発生する音を利用して、当該軸受部の異常を診断する方法であって、有指向性マイクロフォンによって対象となる回転機器の軸受部の発生音を計測し、この計測した音をディジタル信号に変換し、前記ディジタル信号化された音信号の時間軸を過去に遡って移動し、移動させた後における予め設定した監視時間の範囲において、周波数の解像度を変化させることによって周期的な波形を取り除いて不規則な波形を捕らえ、前記不規則な波形の大きさを示す振幅値の前記監視時間における平均値と、予め設定した異常を示す閾値とを比較することによって、前記軸受部を診断することを特徴とする、回転機器の軸受部の診断方法。
IPC (2件):
G01M 13/04 ,  G01M 7/02
FI (2件):
G01M 13/04 ,  G01M 7/00 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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