特許
J-GLOBAL ID:200903023889933750

有機電解液電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119027
公開番号(公開出願番号):特開平9-306458
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】有機電解液電池の過放電時の発火を防止し、かつ電解液の漏出を確実に阻止し、しかも低コスト化やコンパクト化を満足すること。【解決手段】封口体を改良した有機電解液電池であって、封口体が皿状封口板8cと、PTC素子板8dと、キャップ8eとからなり、皿状封口板は中央に弁口8aを有し、この弁口を弁体8bが電池容器側から閉塞し、この弁体はリング状の補強板8fを介して皿状封口板によってその周縁で内方にカシメて固定されている。そのためPTC素子板は皿状封口板のカシメ部に接触せず、皿状封口板の底部平坦面及びキャップの周縁平坦面で全体的に挟持される状態となり、その結果、従来のようにPTC素子板がカシメ固定部分に接して変形し、過電流時に電池が過熱,発火する問題がなくなる。
請求項(抜粋):
有機電解液系の電池発電要素を内装した負極端子を兼ねた外装缶と、前記外装缶の開口部を絶縁性パッキング材を介して気密に封止する正極端子を兼ねた封口体と、前記封口体及び電池発電要素の正極側を電気的に接続するリード片とを有する有機電解液電池において、前記封口体は、(A) 底部平坦面中央に弁口を有し、この弁口を電池容器側から閉塞する弁体をリング状の補強板を介してその周縁において内方にカシメて固定している皿状封口板と、(B) 皿状封口板の底部平坦面上に積層配置された環状のPTC素子板と、(C) PTC素子板の上に積層配置され、前記弁体に対応する領域が突出してこの突出部にガス抜き孔が設けられているキャップと、を具備していることを特徴とする有機電解液電池。
IPC (3件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/04 ,  H01M 2/08
FI (3件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/04 F ,  H01M 2/08 F
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 非水電解液電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-337702   出願人:東芝電池株式会社, 株式会社東芝, 旭化成工業株式会社
  • 電池構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-197362   出願人:大宇電子株式會社

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