特許
J-GLOBAL ID:200903023963546527

偏波スクランブラ及びそれを用いた光集積回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-014259
公開番号(公開出願番号):特開平10-206661
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 偏波分散を低減させた簡略な構成で安価な偏波スクランブラを提供する。また、位相変調や強度変調と偏波スクランブルとを一括して行う光集積回路を提供する。【解決手段】 本偏波スクランブラは、垂直直線偏波状態で光導波路1に入射される信号光を分岐部10で第1、2光路11,12に分岐する。分岐された各信号光は、電極パターン2に印加される所定の電圧に応じて位相が変化され、更に、第1光路11を伝搬する信号光は、偏波面回転素子3によりその偏波が略90度回転される。偏波面回転素子3を通過した信号光と第2光路を伝搬された信号光とが合波部13で合波されることによって、入射された信号光の偏波状態がスクランブルされる。
請求項(抜粋):
入射される信号光を2つに分岐する第1分岐手段と、電気光学効果を有する材料で形成され、前記第1分岐手段で分岐された一方の信号光が伝搬される第1光路と、電気光学効果を有する材料で形成され、前記第1分岐手段で分岐された他方の信号光が伝搬される第2光路と、前記第1光路及び前記第2光路にそれぞれ設定された所定の区間のうちの少なくとも一方の光路の区間に対し、所定の電圧を印加して、その区間を伝搬される信号光の位相を変化させる第1電圧印加手段と、前記第1光路及び前記第2光路を伝搬された各信号光を合波する第1合波手段と、前記第1光路及び前記第2光路のうちの少なくとも一方の光路について、前記所定の区間と前記第1合波手段との間で信号光の偏波を回転させて、前記第1光路及び前記第2光路を伝搬される各信号光の相対的な偏波角を調整する第1偏波面回転手段と、を備えて構成したことを特徴とする偏波スクランブラ。
IPC (9件):
G02B 6/12 ,  G02F 1/01 ,  H04B 10/02 ,  H04B 10/18 ,  H04B 10/152 ,  H04B 10/142 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/28
FI (7件):
G02B 6/12 J ,  G02F 1/01 C ,  G02F 1/01 A ,  H04B 9/00 M ,  H04B 9/00 L ,  H04B 9/00 U ,  H04B 9/00 W
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-174435
  • 偏光光信号の変調装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-158181   出願人:エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション
  • 偏波スクランブラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-187374   出願人:住友大阪セメント株式会社
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引用文献:
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