特許
J-GLOBAL ID:200903023982919849

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-226437
公開番号(公開出願番号):特開平11-062521
出願日: 1997年08月22日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】異音の発生を防止しつつ、ロックピンを構成する移動体がその係止穴に確実に嵌入できる構造を有する内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。【解決手段】カムシャフト11に固定された内部ロータ19をハウジング16の内部に相対回転可能に設ける。内部ロータ19のベーン24の1つに貫通孔32を形成し、同貫通孔32内にロックピン33を収容する。回転方向におけるベーン24の両側に第1及び第2の油圧室を形成する。ロックピン33がスプリング35の付勢力により貫通孔32内を移動して係止穴34に係合し、ハウジング16に対する内部ロータ19の相対回転を規制する。係止穴34は内部ロータ19及びハウジング16の回転方向から見て上段部と下段部からなり、エンジンの停止時、ロックピン33は係止穴34の上段部から下段部に段階的に嵌入する。
請求項(抜粋):
同一の回転軸心を有して内燃機関の出力軸及び同機関のバルブを開閉駆動するカムシャフトの一方及び他方に連結された第1及び第2の回転体を備えるとともに、前記第1の回転体に形成された凹部を前記第2の回転体に形成されたベーンにて区画することによりベーンの少なくとも一側に液室を形成し、該形成した液室に対する液圧制御に基づき前記第1及び第2の回転体を相対回転させて前記機関出力軸と前記カムシャフトとの相対回転位相を変更し、前記バルブの開閉タイミングを可変制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記第1及び第2の回転体の一方にそれら回転体の回転軸心と平行に形成された挿通孔を移動する移動体が同第1及び第2の回転体の他方に形成された係止穴に嵌入されることによってそれら第1及び第2の回転体を所定の回転位相に係止するロック手段と、前記移動体を前記係止穴の形成された回転体側に付勢する付勢手段とを備え、前記係止穴は、その入口の開口面積が前記移動体の断面積に対して十分大きく形成される大径部とその奥に段差を持って形成されて前記移動体が嵌合される嵌合部とを有して形成されることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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