特許
J-GLOBAL ID:200903023989572461

偏光フィルムの製造方法、偏光板および光学積層体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 久保山 隆 ,  中山 亨 ,  榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-037794
公開番号(公開出願番号):特開2005-227650
出願日: 2004年02月16日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
【課題】より傷や皺が少なく、折れ込みの無い偏光フィルムの製造方法を提供する。【解決手段】PVA系フィルムを処理して偏光フィルムを製造する方法において、処理液中に拡幅ロールを用い、数式(1)で求められる拡幅ロールの最大拡幅量βが数式(2)で求められる拡幅ロールにおけるフィルムの幅方向の膨張量γを上回る位置に拡幅ロールを配置するか、上回る形状の拡幅ロールを用いることを特徴とする。 β=B1×α×r/R ・・・・・・・・・(1) γ=0.2055×B1×{exp(-0.0273×θ1)-exp(-0.0273×θ)}・・・(2)(式中、B1はロールに接触するフィルム幅、αは接触角、rはロールの半径、Rはロールの曲率半径、θはフィルムがロールを離れるまでの液中の走行時間、θ1はフィルムがロールに接触するまでの液中の走行時間を表す。)【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ポリビニルアルコール系フィルムを膨潤処理、染色処理、ホウ酸処理および水洗処理の順に処理し、ホウ酸処理工程および/またはその前の工程で一軸延伸を行う偏光フィルムの製造方法において、処理液中の少なくとも一つのガイドロールとして拡幅ロールを用い、下記の数式(1)で求める拡幅ロールが有する最大拡幅量βと下記の数式(2)で求めるフィルムが拡幅ロールに接触する間におけるフィルムの幅方向の膨張量γとの関係が、(a)β>γとなる位置に拡幅ロールを配置する、および/または(b)β>γとなる形状の拡幅ロールを用いることを特徴とする偏光フィルムの製造方法。 β=B1×α×r/R ・・・・・・・・・(1) (式中、B1は拡幅ロールに接触するフィルム幅、αは拡幅ロールの接触角、rは拡幅ロールの半径、Rは拡幅ロールの曲率半径を表す。) γ=0.2055×B1×{exp(-0.0273×θ1)-exp(-0.0273×θ)}・・・(2) (式中、B1は上記と同じであり、θはフィルムが拡幅ロールを離れるまでの液中の走行時間、θ1はフィルムが拡幅ロールに接触するまでの液中の走行時間を表す。)
IPC (2件):
G02B5/30 ,  B29C55/04
FI (2件):
G02B5/30 ,  B29C55/04
Fターム (23件):
2H049BA02 ,  2H049BA06 ,  2H049BA27 ,  2H049BB03 ,  2H049BB16 ,  2H049BB43 ,  2H049BB63 ,  2H049BC01 ,  2H049BC03 ,  2H049BC22 ,  4F210AA19 ,  4F210AG01 ,  4F210AH73 ,  4F210AJ05 ,  4F210AJ10 ,  4F210AR07 ,  4F210QC01 ,  4F210QD06 ,  4F210QD07 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18 ,  4F210QW17 ,  4F210QW50
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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