特許
J-GLOBAL ID:200903024018743495

音声多段中継装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-341628
公開番号(公開出願番号):特開平10-190667
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 中継時に、中継局で音声符号化/復号を行わない音声1リンク接続が確立しようとした場合、中継動作検出による通常接続状態から中継接続状態への状態遷移時において中継で対となるお互いの音声多段中継装置でこの状態遷移に時間差が生じた場合に異常音を発生するという問題があった。【解決手段】 セル化部4、デセル化部1にコンフォートノイズ発生部7、8を設け、中継交換機による中継呼接続時には、第1のパターン信号検出時は、スイッチ21、22、23を接点1側に、スイッチ20は接点2側に倒し、第2のパターン信号検出時は、スイッチ20、21を接点1側に、スイッチ22、23を接点2側に倒すことで、お互いの音声多段中継装置で状態の不一致が起きる第1のパターン信号検出から第2のパターン信号検出までの間は、コンフォートノイズ発生部7、8からの出力を選択する。
請求項(抜粋):
相手装置との間で交換機を介して回線から入力した音声信号を中継する音声多段中継装置において、前記回線より入力した符号化音声セルを符号化音声信号に変換するデセル化部と、前記符号化音声信号を復号する音声復号部と、前記符号化音声信号をそのまま前記交換機が扱える伝送速度に変換して擬似符号化音声信号を出力する擬似音声信号生成部と、前記相手装置に中継を認識させるための第1のパターン信号を挿入して前記符号化音声信号を出力する第1のパターン挿入部と、前記相手装置が出力した前記第1のパターン信号を検出し中継交換状態にあることを前記相手装置に認識させる第2のパターン信号を挿入して前記擬似符号化音声信号を出力する第2のパターン挿入部と、前記交換機からの音声信号を符号化する音声符号化部と、前記交換機からの前記擬似符号化音声信号を元の伝送速度に変換する伝送速度復元部と、符号化音声信号を符号化音声セルに変換して前記回線へ出力するセル化部と、前記交換機からの信号に含まれている前記第1のパターン信号を検出する第1のパターン検出部と、前記交換機からの信号に含まれている前記第2のパターン信号を検出する第2のパターン検出部と、前記第1のパターン信号の検出時に前記セル化部からコンフォートノイズを出力させる第1のコンフォートノイズ発生部と、前記第1のパターン信号の検出時に第2のパターン挿入部を介して前記交換機へコンフォートノイズを出力させる第2のコンフォートノイズ発生部と、前記第1のパターン信号又は前記第2のパターン信号のいずれかを検出した時に前記第1のパターン挿入部から前記第2のパターン挿入部に切り換えて前記交換機に接続する第1のスイッチと、前記第2のパターン信号の検出時に前記音声符号化部から前記伝送速度復元部に切り換えて前記セル化部に接続する第2のスイッチとを備えた音声多段中継装置。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04M 7/00 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 E ,  H04M 7/00 A ,  H04Q 3/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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