酸素センサ素子の製造方法

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：高橋祥泰
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-334007
公開番号（公開出願番号）：特開平9-145669
出願日： 1995年11月28日
公開日（公表日）： 1997年06月06日
要約：

【要約】【課題】内側電極形成用の材料を大きく節約することができ,内側電極形成に当たりマスキングが不要であり,また,内側電極形成時間を短縮することができる,酸素センサ素子の製造方法を提供すること。【解決手段】注入針を有し,電極形成用の導電性塗布液100を充填した注入器を準備する。次いで,上記注入針の先端を固体電解質10の内室15の上端部150に配置して,上記導電性塗布液100を内側面152づたいに内室15に注入し,上記内側面152にリード塗布部102を,また内室15の底部151全周に電極塗布部101を形成する。次いで,先端に吸出針を有する排出器を用いて,残留した導電性塗布液100を吸出する。次いで,上記固体電解質10を乾燥し,その後上記導電性塗布液100を加熱焼成する。

請求項（抜粋）：

一端を閉塞し,他端を開放した内室を有するコップ型固体電解質を有し,該固体電解質の外側面には外側電極を,一方,上記内室の内側面にはリード部と反応電極とよりなる内側電極を有する酸素センサ素子を製造する方法において,上記内側電極を形成するに当たり,まず,注入針を有し,電極形成用の導電性塗布液を充填した注入器を準備し,次いで,上記注入針の先端を固体電解質の内室における上端部に配置して,上記導電性塗布液を内側面づたいに内室に注入して,上記内側面にリード部形成用のリード塗布部を,また内室の底部全周に電極塗布部を形成し,次いで,先端に吸出針を有する排出器を用いて,上記吸出針の先端を上記内室の底部に挿入して,該内室内に残留した導電性塗布液を吸出し,次いで,上記固体電解質を乾燥し,その後上記導電性塗布液を加熱焼成することを特徴とする酸素センサ素子の製造方法。

引用特許：

出願人引用 (4件)

特開平4-323549
特開昭54-127389
酸素センサ及びその電極形成法とリード線取付方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-258206 出願人：住友金属工業株式会社, 株式会社日立製作所

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審査官引用 (1件)

特開平4-323549

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