特許
J-GLOBAL ID:200903024094588776

偏心プリズム光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-064466
公開番号(公開出願番号):特開平10-260357
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 偏心プリズムの瞳に近い側の透過作用と反射作用を有する第1面の有効域の広い面を回転対称な球面又は非球面で構成した偏心プリズム光学系。【解決手段】 偏心プリズム7は3つの面3、4、5からなっており、それらの面3〜5の間が屈折率が1より大きい透明媒質で埋められており、第1面3の入射側に正レンズ9が配置されていて、物体から発した光線束は光軸2に沿って光学系10の瞳1を通過し、正レンズ9を介して偏心プリズム7の第1面3に入射してプリズム7内に入り、その入射光線は第2面4で瞳1に近づく方向に反射され、今度は第1面3で瞳1から遠ざかる方向に再び反射され、その反射光線は第3面5を透過して像面6に到達し、結像する。そして、第1面3は球面等の回転対称面にて、第2面4が回転非対称面にて構成されている。
請求項(抜粋):
少なくとも3つの面が互いに偏心して配置され、その3つの面の間が屈折率が1.3以上の透明媒質で埋められた構成の偏心プリズムを備えた偏心プリズム光学系において、前記偏心プリズムは、少なくとも2回の内部反射を行うように、前記3つの面の中の少なくとも2つの面を反射作用を有する面で形成すると共に、前記の2つの反射作用を有する面によって反射された光線が前記偏心プリズム内部で交差しないような位置に前記の2つの反射作用を有する面を配置し、前記反射作用を有する2つの面の中、1つの面の形状は面内及び面外共に回転対称軸を有さない回転非対称面にて形成され、他の1つの面の少なくとも有効面(面の全領域中で光束が透過及び/又は反射をする領域)の形状が有効面内に回転対称軸を有する回転対称面にて構成されており、前記偏心プリズムの入射側あるいは射出側に正屈折力を有するレンズが配置されていることを特徴とする偏心プリズム光学系。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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