特許
J-GLOBAL ID:200903024365410900

スチレン系合成樹脂のリサイクル方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-053430
公開番号(公開出願番号):特開2000-248109
出願日: 1999年03月02日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【解決手段】 発泡ポリスチレン5gの粉砕物をエチレングリコールモノエチルエーテル酢酸エステル25gに溶解させた(濃度16.7wt%)。このポリスチレン溶液にメタノールを20g加え、ポリスチレンを析出させた。ついで、ポリスチレン析出物をペーパーフィルタで濾過してポリスチレン析出物をエチレングリコールモノエチルエーテル酢酸エステルとメタノールからなる混合液から分離した。このポリスチレン析出物を2.0×10-3MPa以下の減圧下、150°Cの温度で加熱し、析出物中に 残存する溶剤を蒸留分離した。残ったポリスチレンを再利用に供した。混合液は、蒸留によりエチレングリコールモノエチルエーテル酢酸エステルとメタノールに分離して再利用に供した。【効果】スチレン系合成樹脂の物理的性質を低下させることなく同樹脂を再生させることができる。
請求項(抜粋):
スチレン系合成樹脂をグリコールエーテル酢酸エステル系化合物、グリコールエーテル化合物、アセチルアセトン、炭酸ジエチル、およびオルトギ酸エチルよりなる群から選ばれた溶解溶剤に溶解し、この溶液に析出剤として低級アルコール類を加えてスチレン系合成樹脂を析出させ、スチレン系合成樹脂析出物を上記溶剤と析出剤からなる混合液から分離し、析出物中に残存する溶剤を2.0×10-3MPa以下の減圧下、100°C〜200°Cの温度で蒸留分離することによりスチレン系合成樹脂を再生させ、残った混合溶剤を蒸留により上記溶剤と析出剤に分離しこれらをそれぞれ再利用に供することを特徴とするスチレン系合成樹脂のリサイクル方法。
IPC (2件):
C08J 11/08 CET ,  C08L 25/06 ZAB
FI (2件):
C08J 11/08 CET ,  C08L 25/06 ZAB
Fターム (8件):
4F301AA15 ,  4F301CA09 ,  4F301CA13 ,  4F301CA15 ,  4J002BC031 ,  4J002EC036 ,  4J002ED026 ,  4J002EH056
引用特許:
審査官引用 (4件)
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