特許
J-GLOBAL ID:200903024370717496

導電性ナノ粒子ペースト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 宮崎 昭夫 ,  金田 暢之 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-060094
公開番号(公開出願番号):特開2004-273205
出願日: 2003年03月06日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】基板上に塗布、焼成した際、表面形状がなめらかで、また、低抵抗かつ微細な回路を形成できる、高密度な回路印刷用の低温焼結型導電性金属ナノ粒子ペーストを提供する。【解決手段】平均粒子径100nm以下の金属ナノ粒子に対して、その表面を被覆するアミン化合物などの表面被覆層を設け、加熱した際、このアミン化合物などの被覆分子の溶出、離脱が可能な、高沸点の一種以上の有機溶剤を含んでなる分散溶媒中に均一に分散させた、導電性金属ナノ粒子ペーストを用いることで、微細なパターンを描画し、低温での加熱処理の際、金属ナノ粒子相互の緻密な焼結体が得られ、金属含有比率が高く、通電特性の優れる導電体層となる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
金属ナノ粒子を含んでなる導電性ナノ粒子ペーストであって、 前記金属ナノ粒子の平均粒子径は、1〜100nmの範囲に選択され、 該導電性ナノ粒子ペーストは、前記金属ナノ粒子を分散溶媒中に均一に分散してなる分散液であり、 該金属ナノ粒子表面は、かかる金属ナノ粒子に含まれる金属元素と配位的な結合が可能な基として、窒素、酸素、またはイオウ原子を含み、これら原子の有する孤立電子対による配位的な結合が可能な基を有する化合物1種以上により被覆されており、 前記金属ナノ粒子100質量部に対して、前記窒素、酸素、またはイオウ原子を含む基を有する化合物一種以上を総和として、10〜30質量部を含有し、 前記分散溶媒は、100°C以上に加熱した際、該分散溶媒100質量部当たり、金属ナノ粒子表面を被覆する前記窒素、酸素、またはイオウ原子を含む基を有する化合物を50質量部以上溶解可能な、高溶解性を有する有機溶剤一種、あるいは二種以上の液体状有機物からなる混合溶媒であり、 前記金属ナノ粒子100質量部に対して、前記分散溶媒を8〜220質量部含有し、 前記分散溶媒を構成する有機溶剤一種、あるいは二種以上の液体状有機物は、20°C〜300°Cの温度範囲においては、前記窒素、酸素、またはイオウ原子を含む基を有する化合物に対して、反応性を示さず、 前記窒素、酸素、またはイオウ原子を含む基を有する化合物は、150°C〜300°Cの範囲に沸点を有し、20°C以下の融点を有し、 前記分散溶媒を構成する有機溶剤一種、あるいは二種以上の液体状有機物は、いずれも、150°C〜300°Cの範囲に沸点を有し、20°C以下の融点を有することを特徴とする導電性ナノ粒子ペースト。
IPC (7件):
H01B1/22 ,  H01B1/00 ,  H01B13/00 ,  H01L21/288 ,  H05K1/09 ,  H05K3/10 ,  H05K3/12
FI (7件):
H01B1/22 A ,  H01B1/00 E ,  H01B13/00 503C ,  H01L21/288 Z ,  H05K1/09 A ,  H05K3/10 D ,  H05K3/12 610B
Fターム (41件):
4E351BB01 ,  4E351BB31 ,  4E351CC08 ,  4E351DD04 ,  4E351DD05 ,  4E351DD06 ,  4E351DD10 ,  4E351DD19 ,  4E351DD20 ,  4E351EE02 ,  4E351EE03 ,  4E351GG09 ,  4E351GG16 ,  4M104BB02 ,  4M104BB04 ,  4M104BB05 ,  4M104BB06 ,  4M104BB07 ,  4M104BB08 ,  4M104BB09 ,  4M104DD51 ,  5E343BB23 ,  5E343BB24 ,  5E343BB25 ,  5E343BB28 ,  5E343BB44 ,  5E343BB48 ,  5E343BB72 ,  5E343DD03 ,  5E343DD12 ,  5E343GG08 ,  5E343GG13 ,  5G301DA03 ,  5G301DA04 ,  5G301DA05 ,  5G301DA06 ,  5G301DA10 ,  5G301DA11 ,  5G301DA12 ,  5G301DA42 ,  5G301DD01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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