特許
J-GLOBAL ID:200903024484125890
回覧デ-タ参照順の制御方法およびシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-338145
公開番号(公開出願番号):特開2000-138667
出願日: 1994年02月10日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 回覧データ提供者側の処理を煩雑にすることなく、データ利用者の参照順位に応じた順番で回覧データの参照を可能にすること。【解決手段】 回覧データ提供者側装置において複数の部分データから成る回覧データ集合に対して設定された参照権限順位数と同数の暗号鍵を生成し、回覧データ利用者側装置に転送しておき、1つの参照権限順位に対応した特定の部分データに対し、次順位以降の参照権限の利用者で参照する全ての部分データをその参照権限順位に対応する暗号鍵で暗号化した暗号化部分データ集合を追加し、これら特定の部分データと暗号化部分データ集合とから成るデータ集合を当該参照権限順位に対応した暗号鍵で暗号化する処理を、参照権限順位数と同回数行ってデータ集合全体を暗号化し、この暗号化された回覧データ集合を利用者側装置において利用者からの要求に応じて取得させ、当該利用者の参照権限順位に対応した暗号鍵によって対応する部分データを復号し、データ利用者が参照可能な形式で出力する。
請求項(抜粋):
回覧データ提供者側装置により提供される複数の部分データから成る回覧データ集合のうち、回覧データ利用者側装置の利用者が要求する参照権限順位の特定の部分データを当該利用者よりも上位の参照権限順位を有する全ての利用者が参照済みであることを条件に参照可能にする回覧データ参照順の制御方法であって、回覧データ提供者側装置において複数の部分データから成る回覧データ集合に対して設定された参照権限順位数と同数の暗号鍵を生成または設定し、回覧データ利用者側装置に転送するステップと、1つの参照権限順位に対応した特定の部分データに対し、次順位以降の参照権限の利用者で参照する全ての部分データをその参照権限順位に対応する暗号鍵で暗号化した暗号化部分データ集合を追加し、これら特定の部分データと暗号化部分データ集合とから成るデータ集合を当該参照権限順位に対応した暗号鍵で暗号化する処理を、参照権限順位数と同回数行ってデータ集合全体を暗号化し、この暗号化された回覧データ集合を記憶装置に格納するステップと、回覧データ利用者側装置において、前記記憶装置に格納された回覧データ集合を回覧データ利用者からの要求に応じて取得し、当該利用者の参照権限順位に対応した暗号鍵によって対応する部分データを復号し、データ利用者が参照可能な形式で出力すると共に、復号した部分データ中に暗号化部分データが存在する場合には当該暗号化部分データを前記記憶装置に再格納するステップと、を備えることを特徴とする回覧データ参照順の制御方法。
IPC (3件):
H04L 9/14
, G06F 12/14 320
, G09C 1/00 660
FI (3件):
H04L 9/00 641
, G06F 12/14 320 B
, G09C 1/00 660 D
引用特許: