特許
J-GLOBAL ID:200903024565214758

量子状態生成方法、量子状態生成用センター装置及び量子状態生成プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 草野 卓 ,  稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-165558
公開番号(公開出願番号):特開2005-348102
出願日: 2004年06月03日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
【課題】 量子通信において、何れのセンター装置にも秘密情報の全体を知られることなく、この秘密情報に対応した量子状態を生成する。【解決手段】 n個の各センター装置において、それぞれの秘密値σjを生成し、その分散値を他のセンター装置に分散配布する。次に、各センター装置が、ラグランジェ補完公式等により補完値K[j]を算出する。そして、センター装置P1がその補完値K[1]に対応する量子状態|φ[1]>を生成し、センター装置P2に送る。センター装置Ps(s∈{2,...,t},n≦t)は、センター装置Psー1から受け取った量子状態|φ[s]>に対し、その補完値K[s]に対応するユニタリ変換を施し、その結果である量子状態|φ[s]>を送信するといった処理を繰り返す。そして、センター装置Ptにおけるユニタリ変換結果を全体の秘密情報Kに対する量子状態とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
n個(n≧2)の量子状態生成用センター装置によって実行される量子状態生成方法であって、 各量子状態生成用センター装置Pj(j∈{1,2,...,n})の秘密値生成部が、それぞれの秘密値σj={(aj,1,bj,1),(aj,2,bj,2),...,(aj,m,bj,m)}(aj,i∈{0,1}、bj,i∈{0,1}、i∈{1,2,...,m}、mは自然数)を生成する秘密値生成ステップと、 各量子状態生成用センター装置Pjの秘密分散部が、上記秘密値σjの分散値Sj,q(q∈{1,2,...,n})を生成する分散値生成ステップと、 各量子状態生成用センター装置Pjの古典送信部が、上記分散値Sj,qを量子状態生成用センター装置Pqに秘密送信する分散値送信ステップと、 各量子状態生成用センター装置Pjの古典受信部が、他の量子状態生成用センター装置Pqから送信された分散値Sq,jを受信する分散値受信ステップと、 t個(2≦t≦n)の各量子状態生成用センター装置Pr(r∈{1,2,...,t})の補完演算部が、全体秘密情報Kを知ることなく、分散値Sq,rから、排他的論理和
IPC (2件):
H04L9/12 ,  H04L9/08
FI (2件):
H04L9/00 631 ,  H04L9/00 601A
Fターム (7件):
5J104AA05 ,  5J104AA16 ,  5J104EA04 ,  5J104EA15 ,  5J104EA16 ,  5J104NA02 ,  5J104NA37
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Secure Mulit-party Quantum Computation

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