特許
J-GLOBAL ID:200903024593910069

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-348137
公開番号(公開出願番号):特開平7-189930
出願日: 1993年12月25日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 スクロール式流体機械において、補助クランクの偏心量を駆動軸の偏心量よりも大きくし、旋回時における遠心力による旋回軸受のクリアランス分を相殺して、補助クランクの偏摩耗を防止する。【構成】 駆動軸2における偏心量εと、補助クランク16における偏心量ε0との関係を、ε0 =ε+δ/2(但し、δ:旋回軸受8のラジアル方向のクリアランス)とする。これにより、駆動軸の回転時に旋回スクロール4が偏心しても、この偏心はδ/2によって吸収でき、補助クランク16の偏摩耗を防止でき、流体機械の寿命を延ばすことができる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングの一端側に回転可能に設けられ、先端側が該ケーシング内に伸長してクランク部となった駆動軸と、該駆動軸のクランク部に旋回軸受を介して旋回可能に設けられ、鏡板に渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロールと、該旋回スクロールに対向して前記ケーシングの他端側に設けられ、鏡板に該旋回スクロールのラップ部との間で複数の圧縮室を形成する渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、一側軸部が該固定スクロールまたはケーシングに回転可能に支持され、他側軸部が旋回スクロールに回転可能に支持されることによって、該旋回スクロールの自転運動を防止する補助クランクとからなるスクロール式流体機械において、前記補助クランクの偏心量を、前記駆動軸とクランク部との偏心量より大となるように形成したことを特徴とするスクロール式流体機械。
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • スクロール式流体機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-176133   出願人:トキコ株式会社
  • 特開平3-210001
  • 特開昭61-182401
全件表示
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-182401
  • 特開昭61-175201

前のページに戻る