特許
J-GLOBAL ID:200903024600839421

監視制御システムにおける冗長待機運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-202261
公開番号(公開出願番号):特開平10-049505
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 監視制御システムにおける冗長待機運転方法に関し、その冗長構成のための複数の監視制御サーバの各々に異なるプログラムを用意することなく、全て同一のプログラムを用いて、かつ、きわめて単純な手順でシステム立ち上げ時や現用/待機サーバの切り替え時における現用サーバの選定を可能とする。【解決手段】 現用監視制御サーバOCSおよび待機監視制御サーバSCSと、サーバOCSに接続される複数のプロセス制御ユニットPCUと、からなる監視制御システムにおける冗長待機運転方法であって、各サーバは、?@それぞれ自律的にシステム支配権の獲得競争を行い、?A独自に獲得競争における勝敗の結果を認識し、?B自ら勝者と認識したサーバが前記サーバOSCとして起動し、?C残余のサーバは自ら敗者と認識して前記サーバSCSとして起動するようにする。
請求項(抜粋):
1つを現用監視制御サーバとし、他を待機監視制御サーバとしてジョブを処理する少なくとも2台からなる複数の監視制御サーバ(11)と、前記複数の監視制御サーバとそれぞれLANにより接続されると共に各々が監視対象(S)に対するプロセス制御を司る複数のプロセス制御ユニット(12)と、からなり、通常運転中は、各該プロセス制御ユニットと前記現用監視制御サーバとの間で監視制御データの授受を行うと共に前記待機監視制御サーバは該現用監視制御サーバに従属して動作するようにした監視制御システムにおける冗長待機運転方法であって、前記監視制御システムの立ち上げ時において、前記複数の監視制御サーバはそれぞれに格納された相互に同一のプログラムのもとでそれぞれ自律的にシステム支配権の獲得競争を行い、各前記監視制御サーバは、自己以外の監視制御サーバについて関知することなく、前記獲得競争における勝敗を自ら判定可能な基準を備えて独自に、該獲得競争における勝敗の結果を認識し、自ら勝者と認識した唯一の監視制御サーバが、前記現用監視制御サーバとして起動し、残余の監視制御サーバは自ら敗者と認識して、前記待機監視制御サーバとして起動することを特徴とする監視制御システムにおける冗長待機運転方法。
IPC (2件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 11/30
FI (2件):
G06F 15/16 470 S ,  G06F 11/30 F
引用特許:
審査官引用 (2件)

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