特許
J-GLOBAL ID:200903024688242373

制震機構及びこれを使用した壁体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樽本 久幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-156473
公開番号(公開出願番号):特開2001-336303
出願日: 2000年05月26日
公開日(公表日): 2001年12月07日
要約:
【要約】【課題】 大地震等の大きな振動エネルギーを効率良く吸収して、特に木造建物に対して有効に作用して構造材等の損傷を防止することができる制震機構を提供する。【解決手段】 一対の略三角形の枠部材(10)(10)の折れ曲り材(13)(13)が略X形になるようにして、これら枠部材(10)(10)を摩擦ダンパー(11)を介して連結することによって制震機構(9)を構成する。枠材(10)(10)の上下の連結プレート(14)(14)を、土台(16)や梁(17)に固定し、直材(13)(13)を柱(40)(40)に固定することによって、大地震等の発生の際に、その振動エネルギーを摩擦ダンパー(11)で吸収するとともに、柱(40)(40)の引き抜けやめり込みを効果的に防止する。
請求項(抜粋):
く字形の折れ曲り材と直材との両端部同士を連結してなる一対の略三角形の枠部材を備え、それらの折れ曲り材が略X形になるようにして、両枠部材の折れ曲り材の角部分同士を摩擦ダンパーを介して連結するとともに、両枠部材における折れ曲り材と直材との連結部分を、土台や梁等の横部材へ取り付ける取付部とした制震機構であって、前記摩擦ダンパーは、一方の枠部材における折れ曲り材の角部分に取り付けた第1の部材と、他方の枠部材における折れ曲り材の角部分に取り付けた第2の部材とを備え、第1の部材又は第2の部材の少なくとも一方に亜鉛メッキを施すとともに、これら第1の部材と第2の部材との間にステンレス材を介在させ、所定の大きさ以上の荷重がかかると、亜鉛メッキを施した前記部材のメッキ面とステンレス材との間に前記直材方向への滑りが生じるように、これら各部材を接合ボルトによって摩擦接合したことを特徴とする制震機構。
IPC (5件):
E04H 9/02 311 ,  E04B 1/26 ,  E04B 1/58 ,  E04B 2/56 605 ,  E04B 2/56 643
FI (6件):
E04H 9/02 311 ,  E04B 1/26 F ,  E04B 1/58 E ,  E04B 1/58 G ,  E04B 2/56 605 D ,  E04B 2/56 643 A
Fターム (45件):
2E002EB12 ,  2E002FA02 ,  2E002FA03 ,  2E002FB11 ,  2E002FB15 ,  2E002GA02 ,  2E002GA14 ,  2E002LA03 ,  2E002LB09 ,  2E002LB13 ,  2E002LC02 ,  2E002LC11 ,  2E002MA11 ,  2E002MA12 ,  2E125AA04 ,  2E125AA14 ,  2E125AA18 ,  2E125AA33 ,  2E125AB05 ,  2E125AB12 ,  2E125AC15 ,  2E125AC17 ,  2E125AC23 ,  2E125AG03 ,  2E125AG04 ,  2E125AG12 ,  2E125AG23 ,  2E125AG41 ,  2E125AG57 ,  2E125BB02 ,  2E125BB22 ,  2E125BB25 ,  2E125BB37 ,  2E125BD01 ,  2E125BD02 ,  2E125BD06 ,  2E125BE02 ,  2E125BE07 ,  2E125BE08 ,  2E125BF04 ,  2E125CA05 ,  2E125CA15 ,  2E125EA06 ,  2E125EA25 ,  2E125EA27
引用特許:
審査官引用 (6件)
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