特許
J-GLOBAL ID:200903024856159134

排水の脱リン方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 赤塚 賢次 ,  福田 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-033510
公開番号(公開出願番号):特開2004-261640
出願日: 2003年02月12日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】凝集剤を用いることなく、排水中のリン酸を除去すると共に、リン酸含有排水から濾過性及び脱水性に優れたハイドロオキシアパタイトを生成させる排水の脱リン方法を提供すること。【解決手段】第1晶析槽において、リン酸含有排水、塩化カルシウム及び沈降槽から返送される返送ハイドロオキシアパタイトスラリーをpH調整剤でpH調整しながら反応晶析させてなる第1晶析工程、前記第1晶析工程で得られるスラリーを第2晶析槽へ流入させ、塩化カルシウムを添加し第1晶析槽のpHより高く、且つpH11以下で更なる反応晶析を行う第2晶析工程、前記第2晶析工程で得られたスラリーを沈降槽へ流入させ、沈降分離を行い、上澄み液を処理水とし系外へ排出し、濃縮されたスラリーの大部分を前記返送ハイドロオキシアパタイトスラリーとする工程を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1晶析槽、第2晶析槽及び沈降槽の順に直列配置された処理装置を用い、リン酸含有排水からハイドロオキシアパタイトを晶析分離する排水の脱リン方法であって、前記第1晶析槽において、前記リン酸含有排水、塩化カルシウム及び前記沈降槽から返送される返送ハイドロオキシアパタイトスラリーをpH調整剤でpH調整しながら反応晶析させてなる第1晶析工程、前記第1晶析工程で得られるスラリーを第2晶析槽へ流入させ、塩化カルシウム及びpH調整剤を添加し第1晶析槽のpHより高く、且つpH11以下で更なる反応晶析を行う第2晶析工程、前記第2晶析工程で得られたスラリーを沈降槽へ流入させ、沈降分離を行い、上澄み液を処理水とし系外へ排出し、濃縮されたスラリーの大部分を前記返送ハイドロオキシアパタイトスラリーとすることを特徴とする排水の脱リン方法。
IPC (2件):
C02F1/58 ,  B01D9/02
FI (15件):
C02F1/58 S ,  B01D9/02 601C ,  B01D9/02 602E ,  B01D9/02 603B ,  B01D9/02 604 ,  B01D9/02 608A ,  B01D9/02 608B ,  B01D9/02 609A ,  B01D9/02 613 ,  B01D9/02 615Z ,  B01D9/02 618A ,  B01D9/02 620 ,  B01D9/02 622 ,  B01D9/02 625C ,  B01D9/02 625Z
Fターム (7件):
4D038AA08 ,  4D038AB45 ,  4D038AB49 ,  4D038BA04 ,  4D038BA06 ,  4D038BB13 ,  4D038BB18
引用特許:
審査官引用 (6件)
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