特許
J-GLOBAL ID:200903024900678179

温度式膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-194684
公開番号(公開出願番号):特開2000-028233
出願日: 1998年07月09日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】 主蒸発器と副蒸発器とを並列配置する冷凍サイクル装置において、副蒸発器側の温度式膨張弁の弁振動音の発生を抑制する。【解決手段】 入口冷媒通路13、14からの高圧側冷媒を減圧膨張させる絞り通路17の開度を弁体15により調整する。この弁体15を変位させるダイヤフラム22の片側の第1圧力室28に感温棒21により蒸発器出口通路20の冷媒温度を伝達する。本体ケース12に設けたバイパス通路37により、入口冷媒通路13、14の高圧冷媒を蒸発器出口通路20の感温棒21近傍位置に減圧して直接導入する。これにより、サイクル低圧圧力の低下時にも、その圧力低下に対応した飽和温度まで感温棒21を冷却して、弁体15を閉弁状態に維持できる。
請求項(抜粋):
並列接続された主蒸発器(7)および副蒸発器(11)を有する冷凍サイクルに適用され、かつ、前記副蒸発器(11)に流入する冷媒を減圧膨張させる温度式膨張弁であって、高圧側冷媒が導入される入口冷媒通路(13、14)と、この入口冷媒通路(13、14)より導入された冷媒を減圧膨張させる絞り通路(17)と、この絞り通路(17)の開度を調整する弁体(15)と、前記絞り通路(17)にて減圧膨張した冷媒を前記副蒸発器(11)に供給する出口冷媒通路(19)と、前記副蒸発器(11)を通過した冷媒が流れる蒸発器出口通路(20)と、この蒸発器出口通路(20)に設けられ、この蒸発器出口通路(20)の冷媒温度を感知する感温部材(21)と、前記弁体(15)を変位させる圧力応動部材(22)と、この圧力応動部材(22)の一面側に形成され、前記蒸発器出口通路(20)の冷媒温度が前記感温部材(21)を介して伝達され、前記冷媒温度に対応した圧力が作用する第1圧力室(28)と、前記圧力応動部材(22)の他面側に形成され、前記蒸発器出口通路(20)の冷媒圧力が作用する第2圧力室(29)と、前記入口冷媒通路(13、14)の冷媒を前記蒸発器出口通路(20)の前記感温部材(21)近傍位置に減圧して直接導入するバイパス通路(37)とを備えることを特徴とする温度式膨張弁。
IPC (2件):
F25B 41/06 ,  F16K 31/68
FI (2件):
F25B 41/06 K ,  F16K 31/68 S
Fターム (11件):
3H057AA04 ,  3H057BB32 ,  3H057BB45 ,  3H057CC06 ,  3H057DD05 ,  3H057EE07 ,  3H057FA24 ,  3H057FB13 ,  3H057FD19 ,  3H057HH18 ,  3H057HH20
引用特許:
出願人引用 (3件)

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