特許
J-GLOBAL ID:200903025113317327

流れ分布を良好にする液トラップを備えた平行流蒸発器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 剛 ,  富岡 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-513439
公開番号(公開出願番号):特表2008-542677
出願日: 2005年05月24日
公開日(公表日): 2008年11月27日
要約:
平行流蒸発器は、膨張装置から蒸発器に送られる冷媒の速度を調整する液トラップを有する。最も単純な構成では、液トラップは垂直方向に配置されたu字形状のパイプとされ、蒸発器の入口マニホルドに接続される。液トラップを設けることにより、条件次第で少量の液冷媒が蒸気相から分離する。この分離した液は、トラップ内に集まりやすく、蒸発器の入口マニホルドに通じたラインの流動断面積を狭める。この断面積が小さくなるにつれて、ラインを通る冷媒の速度が速くなる。このようにして、少量の液相が分離することに伴い、残りの冷媒速度が速くなって、さらなる分離を大幅に低減するか、または完全になくすことを確実にする。その結果、均一な冷媒流が蒸発器に供給されて、蒸発器の性能が高まり、システムの信頼性が改善される。
請求項(抜粋):
圧縮した冷媒を凝縮器に送るコンプレッサと、 前記凝縮器から膨張装置へ流れ、さらに前記膨張装置から蒸発器へ流れる冷媒と、 前記膨張装置と前記蒸発器とを連結するラインと、 を備え、 前記蒸発器は、入口マニホルドと、出口マニホルドと、前記入口マニホルドから冷媒を受け、冷媒を前記出口マニホルドに送る複数のチャネルと、前記チャネル間に配置されたフィンと、を有し、 前記ラインには前記膨張装置から前記蒸発器へ流れる蒸気冷媒から分離した液を収集する液トラップが設けられている、冷媒システム。
IPC (2件):
F25B 1/00 ,  F28F 9/02
FI (3件):
F25B1/00 385Z ,  F25B1/00 331D ,  F28F9/02 301Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る