特許
J-GLOBAL ID:200903025123877860

複合材の熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-130215
公開番号(公開出願番号):特開平10-317057
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 熱膨張率の異なる複数の物質を内部応力を生じさせることなく一体化させる。【解決手段】 鋳鉄と鋳鉄より熱膨張率が低い物質とを一体化した複合材において、鋳鉄を、450°C以上で、かつ固相線以下の温度範囲内まで加熱した後冷却する操作を鋳鉄と鋳鉄と一体化させる物質との間の収縮差が所望の値となるように所定回数繰り返す。温度を上下動させることにより、鋳鉄の内部で黒鉛が成長し、鋳鉄と一体化させる物質との間に生ずる内部応力を解消できる。一度の温度変動で解消できる内部応力は複合させる物質によって定められるので、所望の応力となるよう温度変動を繰り返す。
請求項(抜粋):
鋳鉄と該鋳鉄より熱膨張率が低い物質とを一体化した複合材において、前記鋳鉄を、450°C以上で、かつ固相線以下の温度範囲内まで加熱後冷却する操作を前記鋳鉄と前記物質との収縮差が所望の値となるように所定回数繰り返すことを特徴とした複合材の熱処理方法。
IPC (2件):
C21D 5/00 ,  B22D 19/00
FI (2件):
C21D 5/00 Z ,  B22D 19/00 E
引用特許:
審査官引用 (2件)

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