特許
J-GLOBAL ID:200903025124045647

トロイダル型無段変速装置のフェイルセーフ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-165484
公開番号(公開出願番号):特開平10-009381
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 センサの数やコントローラのインタフェース回路の個数を増加させることなくセンサあるいはアクチュエータの故障の判定を可能する。【解決手段】 コントローラ100が、タービンセンサ92とエンジン回転数センサ218との二つの入力側回転数検出手段の検出結果を比較する入力側回転数比較手段と、車速センサ92,302の二つの出力側回転数検出手段の検出結果を比較する出力側回転数比較手段と、実変速比検出手段と、変速比推定手段と、これらの検出値あるいは推定値から入力側回転数検出手段、出力側回転数比較手段、ステップモータ61が正常か否かを判定する故障判定手段とを有する。
請求項(抜粋):
入力ディスクから、これに同軸配置した出力ディスクと、これらのディスクの対向面に押しつけられた複数のパワーローラと、パワーローラを回転自在に支持するとともに傾転運動も可能でかつ上下変位可能なローラ支持部材と、前記ローラ支持部材を上下方向に変位させる油圧シリンダ装置とを有したトロイダル型無段変速装置であって、油圧シリンダ装置の油圧を制御する変速制御弁を有しており、変速制御弁は互いに相対移動可能な状態にはまり合ったスリーブ及びスプールを有しており、スリーブ及びスプールの一方は指令される目標傾転角度に応じて位置が決定され、その変位にはアクチュエータが用いられ、他方は前記ローラ支持部材の実傾転角度に応じて位置が決定され、その変位にはカム機構が用いられるもので、目標傾転角度とローラ支持部材の実傾転角度が一致すると、スリーブとスプールの相対位置関係が基準状態となって油圧シリンダ装置の油圧は前記ローラ支持部材の上下方向に力を作用しない状態とされ、スリーブとスプールの相対位置関係が基準状態からズレた場合は油圧シリンダ装置の油圧は前記ローラ支持部材の上下方向に力を作用するよう構成されているメカニカルなフィードバック機構を有するもので、二つのCVT入力回転数検出手段と、それらの検出結果を比較する入力側回転数比較手段と、二つのCVT出力側回転数検出手段と、それらの検出結果を比較する出力側回転数比較手段と、それらの回転数比から実変速比を求める実変速比算出手段と、前記アクチュエータの位置から変速比推定値を計算する変速比推定手段と、前記入力側回転数比較手段と前記出力側回転数比較手段と前記変速比推定手段と前記実変速比算出手段から、入力側回転数検出手段、出力側回転数検出手段、アクチュエータが正常か否かを判定する故障判定手段を有することを特徴とするトロイダル型無段変速装置のフェイルセーフ装置。
IPC (5件):
F16H 61/12 ,  F16H 15/38 ,  F16H 61/18 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42
FI (3件):
F16H 61/12 ,  F16H 15/38 ,  F16H 61/18
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (11件)
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