特許
J-GLOBAL ID:200903025379631710

マルチプロセッサシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薄田 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-001859
公開番号(公開出願番号):特開平9-190417
出願日: 1996年01月10日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】休眠状態に遷移可能な計算機を使用した場合に、処理要求元の計算機に要求先の計算機が休眠状態にあることを早期に通知可能にする。【解決手段】各計算機101のプロセッサ102を休眠状態に遷移可能に構成し、休眠状態にあるプロセッサを有する計算機が他の計算機から何らかのメッセージを受信した場合に、プロセッサが休眠状態にあることを通知するメッセージを生成して、要求元に送信する。そのメッセージが処理要求である場合に、プロセッサを起動して待機状態に遷移させる。要求元は、上記通知のメッセージを受信し次第、この処理要求を再度送出すれば、この要求を受信した要求先の計算機はすでに待機状態にあるので、この要求は直ちに処理される。
請求項(抜粋):
複数の計算機とそれらを接続するメッセージ転送用のネットワークとを有し、各計算機は、プロセッサと、上記ネットワークからメッセージを受信しプロセッサに転送するかもしくは該プロセッサから供給された他の計算機宛のメッセージを該ネットワークに転送するための通信網監視装置を有し、該プロセッサは、プログラムの実行終了後に、プログラムを実行する実行状態からプログラムの実行要求を待つ待機状態に遷移し、待機状態が所定の期間経過したときに、少なくとも一部の回路が休止する休眠状態へ遷移するように構成され、上記通信網監視装置は、該プロセッサがいずれの状態にあるかに依らないで他の計算機から該ネットワークを経由して転送されたメッセージを受信する手段と、プロセッサが休眠状態にあるときに該計算機に宛てた処理を要求するメッセージを該受信手段が受信したことに応答して、上記プロセッサが休眠状態にあることを通知するメッセージを生成する手段と、生成されたメッセージを該ネットワークを介して該受信されたメッセージの送信元の計算機に送信する手段と、プロセッサが休眠状態にあるときに該計算機に宛てた起動要求メッセージを該受信手段が受信したことに応答して、待機状態になるように上記プロセッサを起動する手段と、該プロセッサが待機状態にあるとき該計算機による処理を要求するメッセージを該受信手段が受信したことに応答して、その処理要求を該プロセッサに通知する手段とを有するマルチプロセッサシステム。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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