特許
J-GLOBAL ID:200903025395541879

成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305360
公開番号(公開出願番号):特開平11-140238
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 従来のオレフィン系樹脂組成物の透明性及び耐傷付性のバランスを改良する成形体及びさらに部品表面の深み感を有し、塗装を必要としない自動車部品を提供する。【解決手段】 結晶性オレフィン系樹脂(a)97〜5重量%及び、特定のオレフィン重合触媒の存在下、炭素数3〜20のα-オレフィン及びエチレンの中から選ばれる少なくとも2種類のモノマー成分を重合することにより得られる非晶性オレフィン系共重合体(b)3〜95重量%を含有するオレフィン系樹脂組成物(c)からなることを特徴とする成形体。
請求項(抜粋):
結晶性オレフィン系樹脂(a)97〜5重量%及び、下記化合物(A)、(B)及び(C)からなるオレフィン重合触媒の存在下、炭素数3〜20のα-オレフィン及びエチレンの中から選ばれる少なくとも2種類のモノマー成分を重合することにより得られる非晶性オレフィン系共重合体(b)3〜95重量%を含有するオレフィン系樹脂組成物(c)からなることを特徴とする成形体。化合物(A):下記一般式[I]で表される遷移金属錯体(式中、M1は元素の周期律表の第4族の遷移金属原子を示し、Aは元素の周期律表の第16族の原子を示し、Bは元素の周期律表の第14族の原子を示す。Cp1はシクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基である。X1、X2、R1、R2、R3、R4、R5、R6はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数1〜20のアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数7〜20のアラルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数6〜20のアリール基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数1〜20の置換シリル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数1〜20のアルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数7〜20のアラルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数6〜20のアリールオキシ基又は炭素原子数2〜20の2置換アミノ基を示す。R1、R2、R3、R4、R5、R6は任意に結合して環を形成していてもよい。)。化合物(B):下記一般式(B1)〜(B3)のいずれかの化合物、あるいはそれらの2〜3種類の混合物(B1)一般式 E1aAlZ3-aで示される有機アルミニウム化合物(B2)一般式 {-Al(E2)-O-}bで示される構造を有する環状のアルミノキサン(B3)一般式 E3{-Al(E3)-O-}cAlE32で示される構造を有する線状のアルミノキサン(但し、E1〜E3は炭素数1〜8の炭化水素基であり、全てのE1、全てのE2及び全てのE3は同じであっても異なっていても良い。Zは水素原子又はハロゲン原子を表し、全てのZは同じであっても異なっていても良い。aは0〜3の数で、bは2以上の整数を、cは1以上の整数を表す。)化合物(C):下記一般式(C1)〜(C3)のいずれかのホウ素化合物(C1)一般式 BQ1Q2Q3で表されるホウ素化合物、(C2)一般式 G+(BQ1Q2Q3Q4)-で表されるホウ素化合物、(C3)一般式 (L-H)+(BQ1Q2Q3Q4)-で表されるホウ素化合物(但し、Bは3価の原子価状態のホウ素原子であり、Q1〜Q4はハロゲン原子、1〜20個の炭素原子を含む炭化水素基、1〜20個の炭素原子を含むハロゲン化炭化水素基、1〜20個の炭素原子を含む置換シリル基、1〜20個の炭素原子を含むアルコキシ基又は2〜20個の炭素原子を含むアミノ基であり、それらは同じであっても異なっていても良い。G+は無機または有機のカチオンであり、Lは中性ルイス塩基であり、(L-H)+はブレンステッド酸である。)
IPC (3件):
C08L 23/02 ,  C08F 4/645 ,  C08J 5/00 CES
FI (3件):
C08L 23/02 ,  C08F 4/645 ,  C08J 5/00 CES
引用特許:
審査官引用 (9件)
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